初心者でも安心!RVパークの使い方とおすすめ施設ランキング

初心者でも安心!RVパークの使い方とおすすめ施設ランキング
やまと

車中泊に憧れるけど、どこで泊まれば安全なの?道の駅で寝るのはマナー違反って聞いたことがあるし..

あおい

安心して!「RVパーク」っていう素晴らしい選択肢があるよ

やまと

「RVパークって何ですか?普通のキャンプ場とは違うの?

筆者の写真: yadocar 編集部

yadocar 編集部

プロのライター / キャンプ歴10年

車中泊初心者から上級者まで役立つノウハウやスポット情報をお届けしています。法規やマナーなどは信頼できる情報源を確認し、安心して実践できるよう配慮しています。

目次

RVパークの基本概念

RVパーク(Recreational Vehicle Park)は、キャンピングカーや車中泊愛好者のために設計された有料宿泊施設です。2012年に日本RV協会によって認定制度が開始され、現在全国に300箇所以上が設置されています。

RVパークの最大の特徴は、車中泊に必要な設備が完備されていることです。24時間利用可能なトイレ、外部電源設備、給排水設備、ゴミ処理場などが整っており、まるで自宅にいるような快適さで車中泊を楽しむことができます。

道の駅・SA/PAとの根本的な違い

多くの方が混同しがちですが、RVパークと道の駅・SA/PAには明確な違いがあります:

道の駅・SA/PA:

  • 本来の目的:休憩・仮眠施設
  • 宿泊:推奨されていない(マナー違反の可能性)
  • 設備:基本的な駐車場とトイレのみ
  • 管理:夜間の管理体制が限定的
  • 料金:無料

RVパーク:

  • 本来の目的:車中泊専用宿泊施設
  • 宿泊:正式に認められている
  • 設備:電源、給排水、ゴミ処理などが完備
  • 管理:多くの施設で24時間管理体制
  • 料金:有料(2,000円〜5,000円/泊)

RVパーク利用のメリット・デメリット

メリット:

  • 合法的で安心して宿泊できる
  • 電源設備により電化製品が使用可能
  • セキュリティ面での安心感
  • 温泉や観光施設と連携したサービス
  • 他の利用者もマナーを理解している

デメリット:

  • 利用料金が発生する
  • 事前予約が必要な場合が多い
  • まだ全国的に十分普及していない
  • 人気施設は予約が取りにくい

初心者必見!RVパークの使い方完全ガイド

予約から利用までの流れ

1. 予約方法:

  • 日本RV協会公式サイト「RVパーク」で検索
  • 各施設の公式ウェブサイトから直接予約
  • 電話予約(詳細な相談が可能)
  • 一部施設では当日受付も可能

2. 予約時の確認事項:

  • 車両サイズ(全長・全幅・全高)
  • 利用人数
  • 電源の必要性
  • ペット同伴の可否
  • チェックイン・アウト時間

3. 利用当日の流れ:

  • 受付で料金支払いと施設説明
  • 指定区画への駐車
  • 電源・給排水設備の接続
  • 施設ルールの確認

設備の使い方とコツ

電源設備:

  • 多くの施設で15A〜20Aの電源を提供
  • 延長コードは屋外用を準備
  • 消費電力の管理に注意(エアコン使用時など)

給排水設備:

  • 清水の補給は指定場所で実施
  • 排水は環境に配慮した洗剤を使用
  • 節水を心がけ、他の利用者への配慮も重要

トイレ・シャワー設備:

  • 24時間利用可能な施設が多数
  • 使用後は清潔に保つことがマナー
  • シャワー利用は時間制限がある場合も

RVパーク料金体系の詳細解説

基本料金の相場

RVパークの料金体系は以下の通りです:

基本料金: 2,000円〜5,000円/泊(1台あたり)

  • 平日:2,000円〜3,500円
  • 週末・祝日:3,000円〜4,500円
  • 繁忙期(GW、夏休み、年末年始):4,000円〜6,000円

追加料金・オプション費用

電源利用料: 500円〜1,000円/泊 

入浴施設利用料: 600円〜1,200円/人 

ゴミ処理料: 無料〜500円 

給排水利用料: 多くの施設で基本料金に含まれる

地域別料金傾向

都市部近郊: 3,500円〜5,000円(アクセスの良さが反映) 

温泉地: 3,000円〜4,500円(入浴券込みの場合が多い) 

観光地: 2,500円〜4,000円(シーズンによる変動大) 

郊外・田舎: 2,000円〜3,500円(比較的リーズナブル)

初心者の不安を解消!よくあるQ&A

安全面について

Q: 夜間の安全性は大丈夫ですか? A: 多くのRVパークでは管理人常駐や防犯カメラ設置により、一般の駐車場より安全性が高く確保されています。女性の一人旅でも安心して利用できる環境が整っています。

設備面について

Q: トイレやシャワーはきれいですか? A: RVパークのトイレ・シャワー設備は定期的に清掃されており、一般的に清潔に保たれています。24時間利用可能な施設が多く、深夜でも安心して使用できます。

利用面について

Q: 車中泊の経験がなくても大丈夫ですか? A: 全く問題ありません。RVパークのスタッフは車中泊初心者に慣れており、設備の使い方や注意点を丁寧に説明してくれます。また、周りの利用者も車中泊愛好者なので、困ったときは相談できる環境です。

関東地方おすすめRVパークランキング

第1位:RVパーク ゆーとろん水神の湯(長野県富士見町)

おすすめポイント:

  • 標高約1,000mの高原に位置し、天然温泉施設を併設
  • 利用料金:1泊2,750円~
  • 駐車台数:7台

第2位:RVパーク 214KATSUURA(千葉県)

おすすめポイント:

  • 海風が心地よい涼しいスポット
  • 全サイトに100V15A電源付き(無料)
  • 利用料金:1泊3,000円~
  • 駐車台数:12台
  • 鵜原海岸まで車で約5分

第3位:RVパーク ビアスパークしもつま(茨城県下妻市)

おすすめポイント:

  • ホテル、温泉、レストラン、BBQ場が併設
  • クラフトビールが楽しめる
  • RVパーク利用者は1名分入浴が無料
  • 利用料金:1泊2,500円~
  • 駐車台数:6台

関西地方おすすめRVパークランキング

第1位:RVパーク城崎温泉いなばや(兵庫県豊岡市)

おすすめポイント:

  • 有名な城崎温泉の7つの外湯へ徒歩でアクセス可能
  • 利用料金:1泊3,300円 酒
  • 屋併設で地元のお酒も楽しめる
  • Wi-Fi完備

第2位:RVパーク セントラーレ・ホテル京丹後

おすすめポイント:

  • ホテル併設で施設が充実
  • 日本三景の天橋立へのアクセスが良好

第3位:KINOKAWA RVパーク(和歌山県)

おすすめポイント:

  • 自然豊かな紀ノ川沿いに位置
  • 温泉施設も近隣にあり

RVパーク利用時のマナーと注意点

基本的なマナー

騒音対策:

  • 夜22時以降は静粛を保つ
  • エンジンの長時間アイドリング禁止
  • 車外での大声での会話は控える
  • 音楽や動画の音量に注意

照明管理:

  • 車内照明の外部漏れを防ぐ
  • 遮光カーテンやシェードの適切な使用
  • 隣接区画への配慮

共用設備の利用:

  • 使用後は清潔に保つ
  • 長時間の占有を避ける
  • 次の利用者への配慮

環境への配慮

ゴミ処理:

  • 施設のルールに従った分別
  • 基本的には持ち帰りが原則
  • 生ゴミの適切な処理

排水管理:

  • 環境に優しい洗剤の使用
  • 排水は指定場所のみで実施
  • 節水の心がけ

車中泊必需品チェックリスト

車中泊の持ち物チェック|必要な装備とあると便利なグッズ

睡眠関連

  • 車中泊用マットレスまたはエアーマット
  • 季節に応じた寝袋
  • 枕(空気枕でも可)
  • 遮光・断熱サンシェード
  • ブランケットや毛布

電源・照明関連

  • ポータブル電源(容量500Wh以上推奨)
  • 延長コード(屋外用、15A対応)
  • LEDランタン
  • ヘッドライト
  • スマートフォン充電器

調理・食事関連

  • カセットコンロとガスボンベ
  • 基本的な調理器具
  • 食器・カトラリー
  • クーラーボックス
  • 保冷剤

衛生・日用品

  • ウェットティッシュ
  • トイレットペーパー
  • タオル類
  • 歯ブラシ・洗面用具
  • 除菌スプレー

安全・緊急用品

  • 懐中電灯
  • 救急セット
  • 工具セット
  • ジャンプスターター
  • 反射板・三角表示板

まとめ:RVパークで始める安心の車中泊ライフ

RVパークは、車中泊初心者にとって理想的なスタート地点です。必要な設備が完備され、安全性も確保されているため、不安を感じることなく車中泊の魅力を体験できます。

RVパークの魅力を改めてまとめると:

  • 合法的で安心して宿泊できる環境
  • 電源・給排水・トイレなどの設備完備
  • 温泉や観光地と連携したサービス
  • 全国300箇所以上の豊富な選択肢
  • 1泊2,000円〜5,000円の手頃な料金

車中泊は、従来の宿泊施設では味わえない自由度の高い旅行スタイルを実現します。好きな場所で好きなだけ時間を過ごし、移動も旅の一部として楽しむことができます。

まずは近場のRVパークで一泊体験してみることをおすすめします。実際に体験することで、自分なりの車中泊スタイルを見つけることができ、必要な装備や改善点も明確になります。慣れてきたら、より遠方の施設や連泊にチャレンジし、車中泊の世界を広げていきましょう。

あなたも今度の週末、RVパークで車中泊デビューしてみませんか?きっと新しい旅の楽しみ方を発見できるはずです。

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