やまと車中泊に興味があるんだけど、カーテンって本当に必要?窓ガラスが透明でも大丈夫じゃない?



私も最初はそう思ってたけど、カーテンなしで寝ようとしたら地獄だったよ。街灯の光が眩しくて全然眠れないし、外から丸見えで落ち着かないし…
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え、そんなに違うの?



全然違う!カーテンやサンシェードがあるだけで、快適さが別次元になるんだ。遮光、プライバシー確保、断熱効果…メリットだらけだよ
なぜ車中泊にカーテン・遮光グッズが必須なのか?


快眠のための「完全な暗闇」を作る
人間の睡眠の質は、光に大きく左右されます。街灯やコンビニの明かり、他の車のヘッドライトなど、駐車場には想像以上に多くの光源があります。
遮光カーテンやサンシェードがあれば、これらの光を完全にシャットアウト。まるで自宅の寝室のような暗闇を作り出せるため、深い眠りにつくことができます。
プライバシーの確保は安心感につながる
車の中は想像以上に外から見えます。特に夜間、車内に明かりをつけると、外からは水槽のように中が丸見えになってしまいます。
着替えるとき、リラックスしているとき、寝ているとき…外から見られていると思うだけで、安心して過ごせません。カーテンがあれば、完全なプライベート空間を確保でき、心から安心して休むことができます。
断熱効果で快適な車内温度をキープ
意外と知られていないのが断熱効果です。夏は外の熱気を遮断し、冬は車内の暖かさを逃がしません。
特に窓ガラスは車内で最も熱の出入りが激しい場所。遮光サンシェードを使えば、エアコンやヒーターの効率が格段にアップし、燃費の改善にもつながります。
防犯対策としても有効
車内が見えないということは、貴重品があるかどうかも外からわかりません。車上荒らしなどの犯罪抑止効果も期待できます。
カーテンvsサンシェード、どっちを選ぶべき?
車中泊の遮光グッズは大きく分けて「カーテン」と「サンシェード」の2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
カーテンタイプのメリット・デメリット
メリット
- 開閉が簡単で、日中は開けて景色を楽しめる
- 取り付けたままにできるので、毎回セットする手間がない
- 車内の雰囲気が良くなり、快適空間になる
- 部分的に開閉できて通気性の調整がしやすい
デメリット
- 取り付けに工夫が必要(吸盤フックやレールなど)
- 車種専用品でないと隙間ができやすい
- カーテン用のレールやロッドの設置が必要な場合がある
サンシェードタイプのメリット・デメリット
メリット
- 車種専用品なら完璧にフィットして隙間ゼロ
- 遮光性能が非常に高い
- 断熱効果に優れている
- 取り外しが簡単で、普段使わないときは収納できる
デメリット
- 毎回取り付け・取り外しの手間がかかる
- 日中に景色を見たい場合は不便
- 収納時にかさばる場合がある
- 全ての窓に設置するとコストがかかる
おすすめの組み合わせ
予算に余裕がある方: 前席と運転席側の窓には「カーテン」、後部座席や後部窓には「遮光サンシェード」という組み合わせがベストです。
とにかく手軽に始めたい方: 汎用の「吸盤式カーテン」がおすすめ。1,000円台から購入でき、どんな車にも対応できます。
完璧な遮光を求める方: 車種専用の「遮光サンシェード」一択です。隙間なくフィットするため、光を完全に遮断できます。
おすすめ遮光グッズ5選
1. 車種専用遮光サンシェード
最も遮光性能が高いのが、車種専用に設計されたサンシェードです。窓の形にぴったりフィットするため、隙間からの光漏れがほぼゼロ。
特におすすめなのが、多層構造の断熱タイプ。アルミ蒸着フィルムやウレタンフォームが使われており、夏は外の熱を80%以上カット、冬は車内の熱を逃がしません。
価格は全窓セットで5,000円〜15,000円程度。初期投資はかかりますが、快適性は抜群です。
2. 吸盤式汎用カーテン
どんな車にも使える吸盤式カーテンは、初心者に最適です。窓に吸盤を取り付け、そこにカーテンを掛けるだけ。設置も取り外しも簡単です。
遮光性については、完全遮光タイプとそうでないタイプがあるので、購入時は「遮光率」を必ずチェックしましょう。遮光率99%以上のものがおすすめです。
価格は2枚セットで1,500円〜3,000円程度と手頃です。
3. マグネット式カーシェード
窓枠にマグネットで固定するタイプのシェードです。吸盤式と違い、吸盤が外れる心配がなく、しっかり固定できます。
メッシュ素材のものなら、プライバシーを確保しながら通気もできるため、夏場の車中泊に最適です。完全遮光タイプと通気性重視タイプを使い分けるのもいいでしょう。
価格は1枚1,000円〜2,000円程度です。
4. ロールスクリーン式カーテン
車の天井にレールを取り付け、ロールスクリーンのように上げ下げできるタイプです。見た目もスマートで、高級感があります。
プライバシー確保と開放感の両立ができるため、頻繁に車中泊をする方や、車内を快適な空間にしたい方におすすめです。
取り付けにはDIYが必要ですが、一度設置すれば長く使えます。価格は5,000円〜10,000円程度です。
5. プライバシーガラス用の補助シェード
車のリアガラスがプライバシーガラスになっている場合でも、夜間の車内灯をつけると外から見えてしまいます。
そんなときは、薄手のメッシュシェードを追加するだけで、プライバシーを完璧に守れます。断熱効果も追加されるため、一石二鳥です。
価格は1,000円〜2,000円程度と安価です。
カーテン・サンシェード設置のコツ


すべての窓を覆うことが大前提
「後部座席だけでいいかな」と思いがちですが、これは大きな間違いです。たった一つの窓からでも光が入れば、快眠は妨げられます。
フロントガラス、運転席・助手席の窓、後部座席の窓、リアガラス…すべての窓を遮光することが、快適な車中泊の絶対条件です。
隙間を作らない工夫
サンシェードの端と窓枠の間に隙間があると、そこから光が漏れてしまいます。
対策方法:
- 車種専用品を使う(最も確実)
- 少し大きめのサンシェードを選び、端を折り込む
- 窓とシェードの隙間に黒いタオルやクッションを挟む
- マスキングテープで端を固定する
フロントガラスは二重対策を
フロントガラスは面積が大きく、最も光が入りやすい場所です。外付けのサンシェード(銀マット)と、車内側の遮光シェードの二重対策が理想的です。
外側のサンシェードは断熱効果も高く、夏の直射日光を防ぐのに効果抜群です。
通気性も忘れずに
完全に密閉してしまうと、夏場は蒸し暑く、冬場は結露の原因になります。
上部の窓を少しだけ開けて、メッシュシェードを取り付けるなど、通気性とプライバシー確保のバランスを考えましょう。扇風機を併用するのも効果的です。
取り付け順序を決めておく
毎回「どの窓から取り付けよう?」と迷っていると、時間がかかってストレスになります。
おすすめの順序:
- フロントガラス(外側)
- フロントガラス(内側)
- 運転席・助手席の窓
- 後部座席の窓
- リアガラス
ルーティン化することで、5分程度で全ての窓を覆えるようになります。
車中泊の睡眠の快適性をさらにアップさせる+α対策


LEDランタンで間接照明を
真っ暗な車内では不便なので、調光機能付きのLEDランタンを用意しましょう。暖色系の優しい光なら、リラックス効果もあります。
カーテン・シェードの色選びも重要
外側が銀色(反射材)、内側が黒(吸光材)の二層構造が理想的です。黒一色だと昼間に車内が暑くなりやすいので注意しましょう。
結露対策も忘れずに
冬場は窓の結露が大敵です。シェードと窓の間に空気の層を作る、除湿剤を置く、換気をこまめにするなどの対策を行いましょう。
吸盤の粘着力を保つ方法
吸盤式のグッズは、時間が経つと吸着力が落ちてきます。使用前に吸盤を水で濡らす、窓ガラスをきれいに拭くことで、吸着力が回復します。
カーテン・サンシェードでよくある失敗例と対策
失敗例1:「安物買いの銭失い」
「とりあえず安いものでいいや」と1,000円以下の薄いシェードを買ったら、光がダダ漏れで使い物にならなかった…というのはよくある失敗です。
対策: 遮光率を必ず確認し、最低でも95%以上のものを選びましょう。レビューも参考にしてください。
失敗例2:「サイズが合わなかった」
汎用品を買ったら、窓よりも小さくて隙間だらけ…
対策: 購入前に窓のサイズを測り、少し大きめのものを選ぶか、車種専用品を購入しましょう。
失敗例3:「吸盤が夜中に落ちる」
寝ている間に吸盤が外れて、朝日で目が覚める…
対策: 吸盤を取り付ける前に、窓ガラスの油分や汚れをしっかり拭き取りましょう。予備の吸盤を多めに付けるのも有効です。
失敗例4:「取り付けが面倒で続かない」
毎回の設置が面倒になり、結局使わなくなった…
対策: カーテンレールを取り付けるなど、常設できる方法を検討しましょう。または、設置が簡単なマグネット式を選ぶのも手です。
まとめ:快適な車中泊は遮光対策から始まる
車中泊で快眠するためには、カーテンやサンシェードによる遮光対策が絶対に必要です。
重要ポイントのおさらい:
- 遮光は快眠の必須条件 – 光を完全にシャットアウトすることで、質の高い睡眠が得られます
- プライバシー確保で安心感 – 外から見えない空間を作ることで、心から リラックスできます
- 断熱効果で快適温度 – 夏は涼しく、冬は暖かく、エアコン効率もアップします
- すべての窓を覆う – 一つでも光が漏れる窓があれば、快適性は大きく損なわれます
- カーテンとサンシェードの使い分け – 用途や予算に応じて、最適なものを選びましょう
初めての車中泊では、まず吸盤式の汎用カーテンから始めてみてください。1,500円程度の投資で、車中泊の快適性が劇的に変わることを実感できるはずです。
そして本格的に車中泊を楽しみたくなったら、車種専用の遮光サンシェードへのグレードアップを検討しましょう。
遮光対策をしっかり行えば、車の中が「動く自分だけの部屋」に変わります。好きな場所で目覚め、自由な旅を楽しむ…そんな素敵な車中泊ライフの第一歩を、今日から踏み出してみませんか?




