車中泊と相性抜群の温泉地5選(関東編)

【旅×温泉】車中泊と相性抜群の温泉地5選(関東編)
筆者の写真: yadocar 編集部

yadocar 編集部

プロのライター / キャンプ歴10年

車中泊初心者から上級者まで役立つノウハウやスポット情報をお届けしています。法規やマナーなどは信頼できる情報源を確認し、安心して実践できるよう配慮しています。

目次

車中泊×温泉が最高の組み合わせである3つの理由

車中泊×温泉が最高の組み合わせである3つの理由

入浴施設の心配が不要

車中泊で最も困るのが入浴問題。温泉地なら日帰り入浴施設が充実しており、夜遅くまで営業している施設も多数。シャワーだけでなく、ゆったりと温泉に浸かれるのは大きな魅力です。

冬でも快適に過ごせる

冬の車中泊は寒さが心配ですが、就寝前に温泉で体を芯から温めれば、車内でも暖かく眠れます。また、朝風呂を楽しめる温泉地なら、目覚めも爽快です。

観光とリラックスが両立できる

日中は観光を楽しみ、夜は温泉でリフレッシュ。宿泊費を抑えながら、旅の疲れを癒せるのが車中泊×温泉スタイルの醍醐味です。

車中泊初心者が知っておくべき基礎知識

RVパークとは?

RVパークは、日本RV協会が認定した車中泊専用の駐車場施設。電源設備やトイレ、ゴミ処理施設などが整っており、初心者でも安心して利用できます。温泉施設に併設されたRVパークも増えています。

普通車でも車中泊はできる?

キャンピングカーがなくても大丈夫。ミニバンやSUV、軽自動車でも工夫次第で快適に車中泊できます。フルフラットになるシートや、コンパクトな車中泊グッズを活用しましょう。

駐車場選びのポイント

  • 安全性:明るく、管理された場所を選ぶ
  • トイレ:近くにトイレがあるか確認
  • 入浴施設:徒歩圏内に温泉があるか
  • 駐車マナー:道の駅などでは長時間駐車のルールを確認

関東の車中泊×温泉おすすめスポット5選

箱根温泉(神奈川県)

おすすめポイント 関東屈指の温泉地・箱根は、日帰り温泉施設が豊富で車中泊との相性抜群。芦ノ湖周辺には駐車場も多く、観光スポットへのアクセスも良好です。

車中泊スポット

  • 箱根湖畔園(芦ノ湖畔のRVパーク)
  • 道の駅箱根峠

おすすめ温泉施設

  • 箱根小涌園ユネッサン(24時まで営業)
  • 天山湯治郷(深夜営業あり)

冬の楽しみ方 冬は雪景色の富士山を眺めながらの温泉が格別。車中泊後は朝の芦ノ湖散策がおすすめです。

草津温泉(群馬県)

おすすめポイント 日本三名泉の一つ、草津温泉は「湯畑」を中心に温泉街が広がる魅力的なエリア。無料の足湯スポットも多く、気軽に温泉を楽しめます。

車中泊スポット

  • 天狗山第一駐車場(無料・24時間利用可能)
  • 道の駅草津運動茶屋公園

おすすめ温泉施設

  • 大滝乃湯(24時まで営業、露天風呂あり)
  • 御座之湯(湯畑至近、源泉かけ流し)

冬の楽しみ方 冬の草津は雪見温泉が最高。スキー場も近く、ウィンタースポーツと温泉を満喫できます。

鬼怒川温泉(栃木県)

おすすめポイント 渓谷美が美しい鬼怒川温泉は、日光観光の拠点としても最適。駐車場が豊富で、車中泊しやすいエリアです。

車中泊スポット

  • 鬼怒川温泉オートキャンプ場(RVパーク併設)
  • 道の駅湧水の郷しおや(鬼怒川まで車で30分)

おすすめ温泉施設

  • 鬼怒川温泉駅前温泉(駅前で便利)
  • あさやホテル日帰り入浴(豪華な展望露天風呂)

冬の楽しみ方 冬は日光東照宮の雪景色観光と組み合わせるのがおすすめ。温泉で冷えた体を温められます。

伊香保温泉(群馬県)

おすすめポイント 石段街が有名な伊香保温泉は、レトロな温泉街の雰囲気が魅力。コンパクトなエリアで観光しやすく、駐車場も充実しています。

車中泊スポット

  • 伊香保ロープウェイ駐車場(無料)
  • 道の駅よしおか温泉(伊香保まで車で20分、RVパーク併設)

おすすめ温泉施設

  • 石段の湯(公共温泉、リーズナブル)
  • 露天風呂(無料の公共露天風呂あり)

冬の楽しみ方 冬は石段街のライトアップが幻想的。温泉まんじゅうを食べ歩きながら、温泉街散策を楽しめます。

湯河原温泉(神奈川県)

おすすめポイント 東京から車で約1時間半の好アクセス。海と山に囲まれた風光明媚な温泉地で、週末の小旅行に最適です。

車中泊スポット

  • 湯河原海浜公園駐車場
  • 道の駅湯河原(RVパーク併設予定)

おすすめ温泉施設

  • こごめの湯(24時まで営業)
  • 万葉公園内の足湯(無料)

冬の楽しみ方 冬は1月下旬〜3月の梅林「梅の宴」がおすすめ。温泉と梅観賞のセットが楽しめます。

車中泊×温泉を楽しむための準備リスト

必須アイテム

  • 寝具:寝袋、マット、ブランケット(冬は防寒性の高いもの)
  • カーテン・目隠し:プライバシー確保と防寒対策
  • ライト:ヘッドライトやランタン
  • 電源:ポータブル電源、スマホ充電器
  • 着替え・タオル:温泉用とスリープウェア

あると便利なアイテム

  • クーラーボックス:食材や飲み物の保管
  • 簡易テーブル:車内での食事に
  • カセットコンロ:温かい飲み物や軽食の調理(使用は屋外で)
  • 暖房器具:冬はポータブルヒーターや湯たんぽ

冬の車中泊に必須の防寒対策

  • 断熱シート:窓に貼って冷気を遮断
  • 厚手の寝袋:マイナス対応のもの
  • ホッカイロ:寝袋の中に入れて使用
  • 就寝前の温泉入浴:体を芯から温める

車中泊のマナーとルール

駐車場利用のマナー

  • エンジンをかけっぱなしにしない(アイドリング禁止)
  • ゴミは必ず持ち帰る
  • 他の利用者に配慮し、静かに過ごす
  • 指定された場所以外に駐車しない

温泉施設利用のマナー

  • 日帰り入浴の営業時間を確認
  • 入浴料金を支払い、施設のルールを守る
  • 混雑時は長時間の利用を避ける

安全面での注意点

  • 夏は熱中症、冬は一酸化炭素中毒に注意
  • 貴重品の管理を徹底
  • 緊急連絡先を確認しておく
  • 天気予報をチェック(特に冬の雪道)

まとめ:車中泊×温泉で新しい旅のスタイルを

車中泊と温泉の組み合わせは、宿泊費を抑えながら、自由で快適な旅を楽しめる最高のスタイルです。キャンピングカーがなくても、RVパークや道の駅を活用すれば、初心者でも安心してスタートできます。

特に冬の温泉地は、寒さ対策として温泉が大活躍。シャワーだけでは得られない、体の芯から温まる心地よさを体験できます。

今回ご紹介した関東の5つの温泉地は、どれも駐車場や入浴施設が充実したエリアばかり。週末の小旅行から始めて、徐々に車中泊の楽しさを発見してみてください。

あなたも次の週末、車中泊×温泉の旅に出かけてみませんか?

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