車中泊マット、折りたたみ式って本当に快適なの?
「車中泊用のマットを探してるんだけど、折りたたみ式って実際どうなの?」
先日、車中泊仲間からこんな質問を受けました。私も最初は同じ疑問を持っていたので、その気持ちはよくわかります。
「収納は便利そうだけど、寝心地が悪いんじゃない?」 「設置に時間がかかるんじゃないかな…」 「エアマットの方がいいのかも?」
実は私、3年間で15泊以上車中泊をしてきましたが、最終的に折りたたみ式マットに落ち着きました。最初はエアマットを使っていたんですが、空気を入れる手間や朝の片付けの面倒さに嫌気がさして…。
折りたたみ式に変えてからは、設営も片付けも驚くほど楽になりました。広げるだけで使えて、畳めばトランクの隅にサッと収納。しかも寝心地も想像以上に良かったんです。
この記事では、私が実際に使ってきた経験をもとに、折りたたみ式車中泊マットの魅力と選び方、そして本気でおすすめできる5つの製品をご紹介します。
折りたたみ式車中泊マットを選ぶべき3つの理由
私が実際に使い続けて感じた、折りたたみ式マットならではのメリットを3つお伝えします。
1. 設営・撤収が圧倒的に早い
エアマットを使っていた頃は、到着してから空気入れで5分、朝は空気を抜いて丸めて10分…これが本当にストレスでした。特に寒い冬の朝、早く出発したいのに片付けに時間がかかるのは辛いんですよね。
折りたたみ式なら、広げるだけで30秒。畳むのも1分かかりません。疲れて到着した夜でも、すぐに横になれる快適さは一度味わうと手放せなくなります。
2. パンクの心配がゼロ
これは意外と見落としがちなポイントです。エアマット使用中、キャンプ場で小枝が刺さって空気が漏れた経験があります。夜中に気づいて、床の硬さで目が覚めたときの絶望感といったら…。
折りたたみ式はウレタンフォームなので、そもそもパンクという概念がありません。多少雑に扱っても大丈夫な安心感は、アウトドアでは重要な要素です。
3. コスパが良く長く使える
初期費用だけ見るとエアマットより高めに感じるかもしれませんが、長期的にはお得です。私の折りたたみマットは2年以上使っていますが、へたりもほとんどなく快適に使えています。
エアマットは使用頻度が高いと空気漏れのリスクが上がりますが、折りたたみ式なら5年以上使えるのが普通。年間換算すると、かなりコスパが良い投資だと実感しています。
失敗しない!折りたたみ車中泊マットの選び方
実際に何枚も試して分かった、後悔しないための選び方を解説します。
厚さで選ぶ|最低8cmは確保したい
厚さは寝心地を左右する最重要ポイントです。私の経験上、最低でも8cmは欲しいところ。
5cm以下:床の硬さを感じやすく、長時間の睡眠には不向き。仮眠程度なら問題ありませんが、一晩快適に寝るのは厳しいです。
8〜10cm:床の凹凸をしっかり吸収してくれて、朝まで快適に眠れます。私が使っているのもこの厚さで、腰痛持ちの私でも問題なく寝られています。
10cm以上:自宅のベッド並みの快適さですが、収納サイズが大きくなるデメリットも。軽自動車だと積載スペースを圧迫する可能性があります。
車種や積載量に合わせて、8〜10cmを基準に選ぶのがおすすめです。
素材で選ぶ|高反発ウレタンが正解
折りたたみマットの素材は主に2種類あります。
高反発ウレタン:体をしっかり支えてくれて、寝返りも打ちやすい。私が使っているのもこのタイプで、朝起きたときの体の楽さが全然違います。耐久性も高く、長期使用でもへたりにくいのが特徴です。
低反発ウレタン:包み込まれるような柔らかさはありますが、車中泊には向きません。沈み込みすぎて寝返りが打ちにくく、長時間だと腰が痛くなることも。また、気温が低いと硬くなる特性があります。
迷ったら高反発ウレタン一択です。寝心地と実用性のバランスが最高です。
収納サイズで選ぶ|車種別の目安
ここは意外と見落としがち。購入前に必ず確認してください。
軽自動車・コンパクトカー:折りたたみ時が40cm×40cm×20cm以内のコンパクトモデルを。荷室が限られているので、収納効率を最優先にしましょう。
ミニバン・SUV:50cm×50cm×30cm程度まで許容できます。少し大きめでも厚みのあるマットを選ぶと快適度が格段に上がります。
私の車はミニバンですが、折りたたみ時が45cm×45cm×25cmのマットを使用中。シート下に収納できるサイズ感で、普段使いにも支障がありません。
カバーの洗濯可否をチェック
これ、本当に重要です。車中泊を続けていると、マットカバーは確実に汚れます。
洗濯できないタイプを買ってしまうと、消臭スプレー頼みになり、衛生面で不安が残ります。私は必ず「カバー取り外し可能・洗濯機OK」のモデルを選んでいます。
月に1回洗濯するだけで、常に清潔な状態を保てますよ。
【厳選】おすすめ折りたたみ式車中泊マット5選
実際に使用したものや、車中泊仲間からの評判が高いものを厳選してご紹介します。
1. WAQキャンプマット 10cm厚
価格帯:12,000円〜15,000円
厚さ:10cm
収納サイズ:68cm×20cm×20cm
重量:2.5kg
私が現在メインで使っているのがこれ。10cmの厚みで床の凹凸を完全にシャットアウトしてくれます。高反発ウレタンの反発力が絶妙で、寝返りも楽々。
カバーは取り外して洗濯可能で、滑り止め加工もしっかりしています。車内で動かないのは地味に重要なポイント。収納時は細長くなるので、シートの隙間に立てて収納できるのも気に入っています。
唯一のデメリットは重量が2.5kgとやや重めなこと。ただ、この寝心地なら許容範囲です。
こんな人におすすめ:寝心地最優先、週末に車中泊を楽しみたい方
2. フィールドア 車中泊マット 8cm
価格帯:7,000円〜9,000円
厚さ:8cm
収納サイズ:60cm×18cm×18cm
重量:1.8kg
コスパ最強モデルがこちら。1万円以下で8cmの厚みは驚異的です。
友人が使っていて実際に寝かせてもらいましたが、この価格帯でこの寝心地は正直予想外でした。カバーも洗濯可能で、基本性能はしっかり押さえています。
ただし、使用開始直後はウレタン特有の匂いが気になるかもしれません。数日陰干しすれば解消されるレベルですが、念のため。
こんな人におすすめ:初めての車中泊マット、コスパ重視の方
3. コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク
価格帯:10,000円〜13,000円
厚さ:10cm
収納サイズ:72cm×21cm×25cm
重量:2.7kg
アウトドアブランドの信頼感が欲しいならコールマン。実際の厚みは10cmでクッション性は申し分なし。
表面生地に起毛素材を使用していて、冬でも冷たさを感じにくい工夫がされています。実際、11月の車中泊で使いましたが、底冷え対策として優秀でした。
収納バンドが付属していて、畳んだ状態をキープしやすいのも地味に便利。ブランド志向の方にもおすすめできる一品です。
こんな人におすすめ:有名ブランド希望、冬の車中泊もする方
4. Bears Rock 車中泊専用マット 8cm
価格帯:8,000円〜10,000円
厚さ:8cm
収納サイズ:56cm×19cm×19cm
重量:1.6kg
軽量コンパクトを求めるならこれ。1.6kgという軽さは女性でも楽に扱えます。
収納サイズも小さめで、軽自動車のトランクでも場所を取りません。実際に軽バンで車中泊している知人が愛用していて、「狭い車内でも邪魔にならない」と絶賛していました。
8cmの厚みでも高反発仕様のおかげで、床の硬さは感じません。ただ、身長180cm以上の方だと少し短く感じるかもしれません。
こんな人におすすめ:軽自動車ユーザー、女性ソロキャンパー
5. クイックキャンプ 車中泊マット 極厚10cm
価格帯:11,000円〜14,000円
厚さ:10cm
収納サイズ:63cm×20cm×20cm
重量:2.3kg
自宅のマットレスに近い寝心地を求めるなら、これがベスト。密度の高いウレタンフォームで、体重をしっかり分散してくれます。
カバーは撥水加工されていて、万が一飲み物をこぼしても安心。実際、コーヒーをこぼしてしまったことがありますが、サッと拭き取るだけで問題ありませんでした。
連泊する際にも疲れが残りにくく、長期の車中泊旅行に最適です。
こんな人におすすめ:連泊予定、自宅レベルの快適さを求める方
実際に使ってわかった!折りたたみマットの活用テクニック
初回使用前に必ず陰干しを
新品のウレタンマットは、開封直後に独特の匂いがあります。私も最初びっくりしましたが、これは正常です。
使用前に2〜3日、風通しの良い場所で陰干しすると匂いは消えます。直射日光は避けてください。ウレタンが劣化する原因になります。
連結ベルトで家族分を固定
2人以上で車中泊する場合、マットがズレるのが地味にストレス。私は100円ショップのマジックテープ式ベルトで、マット同士を固定しています。
これだけで寝返りを打ってもマットが動かず、朝まで快適。簡単なひと工夫ですが、効果は絶大です。
収納時は完全に空気を抜く
折りたたむ前に、マット全体をゆっくり押して空気を抜きましょう。膝で体重をかけながら、端から順番に押していくのがコツ。
空気が残っていると収納バンドが留まらず、トランクで広がってしまうことも。30秒手間をかけるだけで、収納サイズが大幅に変わります。
月1回の陰干しで長持ち
使用後は必ず広げて陰干し。湿気を飛ばすことでカビ防止になります。
私は帰宅後、リビングに広げて半日放置するだけ。これを続けているおかげで、2年経っても新品同様の状態を保てています。
よくある質問(FAQ)
Q1. エアマットと折りたたみ、どっちがいい?
設営の手軽さと耐久性を重視するなら折りたたみ一択です。エアマットは寝心地の調整ができるメリットはありますが、パンクリスクと毎回の空気入れが面倒。
私も両方使いましたが、結局折りたたみに落ち着きました。特に頻繁に車中泊するなら、絶対に折りたたみ式がおすすめです。
Q2. 折りたたみマットって本当に8cmで十分?
車種と体重によります。私は体重70kgですが、8cmで床の硬さは感じません。ただ、体重が80kg以上の方や、腰痛持ちの方は10cm以上をおすすめします。
逆に軽自動車で積載スペースが限られているなら、8cmでも十分快適です。
Q3. 夏は暑くない?
確かにウレタンマットは通気性が低め。私は夏場、マットの下にアルミシートを敷いて断熱対策をしています。
さらに窓を少し開けて換気すれば、暑さは気になりません。むしろエアコンなしで寝られる快適さがあります。
Q4. 洗濯できないマットはやっぱりダメ?
衛生面を考えると、洗濯できるタイプを強くおすすめします。
カバーが外せないタイプは、消臭スプレーと除菌シートで対応するしかありません。長期的に使うなら、絶対にカバー洗濯可能モデルを選んでください。
Q5. 収納バッグは付属してる?
ほとんどの製品に付属していますが、念のため確認を。付属していない場合は、ホームセンターで大きめの収納袋を買えばOKです。
私は予備で大きめの袋も用意していて、急いでいる時は適当に入れて後で畳み直しています。
まとめ|折りたたみマットで車中泊がもっと快適に
折りたたみ式車中泊マットは、設営の簡単さ、耐久性、コスパの良さという三拍子が揃った優秀なアイテムです。
私自身、エアマットから乗り換えて本当に良かったと実感しています。特に「すぐ寝られる」「パンクの心配がない」という安心感は、車中泊の質を大きく向上させてくれました。
選ぶポイントのおさらい:
- 厚さは最低8cm、できれば10cm
- 高反発ウレタン素材を選ぶ
- カバーは洗濯可能タイプ必須
- 収納サイズは車種に合わせて
初めての方には「フィールドア 8cm」、寝心地重視なら「WAQキャンプマット 10cm」がおすすめ。どちらも実際に使って満足度の高いモデルです。
快適な車中泊マットがあれば、週末の小旅行がもっと楽しくなります。ぜひ自分にぴったりの一枚を見つけて、車中泊ライフを満喫してください。
