車中泊でも本格料理!コンパクト調理器具おすすめ5選|ガス・電気・シングルバーナー比較

車中泊でも本格料理!コンパクト調理器具おすすめ5選|ガス・電気・シングルバーナー比較
やまと

車中泊に興味があるんですけど、食事はコンビニ弁当やカップ麺ばかりになっちゃいますよね?

あおい

実は本格的な料理ができるんですよ!最近のコンパクト調理器具は驚くほど進化していて、炒め物からパスタ、鍋料理まで作れちゃいます

やまと

えっ、本当ですか!?でも火を使うのって危なくないんですか?

筆者の写真: yadocar 編集部

yadocar 編集部

プロのライター / キャンプ歴10年

車中泊初心者から上級者まで役立つノウハウやスポット情報をお届けしています。法規やマナーなどは信頼できる情報源を確認し、安心して実践できるよう配慮しています。

目次

車中泊で調理器具を使うメリットとは?

車中泊での調理は、旅の楽しみを何倍にも広げてくれます。

食費が大幅に節約できる

毎食外食やコンビニ食では、1日3,000〜5,000円かかってしまいます。調理器具があれば、スーパーで食材を買って自炊することで、1日1,000〜1,500円程度に抑えることも可能です。長期の車中泊旅行では、この差は大きいですよね。

温かい料理で心も体も満たされる

寒い季節の車中泊で、温かいスープや鍋料理が食べられる幸せは格別です。また、好きな料理を作れるので、食事制限がある方や好き嫌いがある方も安心です。

地元食材で「旅の味」を楽しめる

道の駅や地元スーパーで見つけた新鮮な野菜や魚介類を、その場で調理できるのも車中泊料理の醍醐味。旅先ならではの食材で作る料理は、忘れられない思い出になります。

車中泊用調理器具の選び方|3つのチェックポイント

①熱源タイプで選ぶ(ガス・電気・カセットコンロ)

ガスタイプ(CB缶・OD缶) 火力が強く、本格的な調理が可能。ただし車内での使用時は換気が必須です。

電気タイプ(ポータブル電源使用) 換気不要で安全性が高い。ただし、ポータブル電源の容量に注意が必要です。

カセットコンロ 手軽で火力も十分。ただし、サイズが大きめなので車内スペースを確保しましょう。

②サイズと収納性

車中泊では限られたスペースが勝負。折りたたみ式や、調理器具とセットで収納できるタイプがおすすめです。使用時だけでなく、収納時のサイズも必ず確認しましょう。

③火力と調理できる料理の幅

シングルバーナーでも1,500kcal以上の火力があれば、炒め物や煮込み料理も可能です。どんな料理を作りたいかイメージして選びましょう。

【ガスタイプ】おすすめシングルバーナー2選

①SOTO レギュレーターストーブ ST-310

おすすめポイント: 低温環境でも安定した火力を発揮するマイクロレギュレーター搭載。カセットボンベ(CB缶)が使えるので、コンビニでも燃料調達が可能です。

  • 火力: 2.9kW(2,500kcal/h)
  • 重量: 約330g
  • 価格帯: 7,000〜8,000円
  • 向いている料理: 炒め物、パスタ、鍋料理など幅広く対応

コンパクトに折りたためて、専用ケース付きなので持ち運びも楽々。初めての車中泊調理器具として最適です。

②イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB

おすすめポイント: カセットコンロで有名なイワタニ製の信頼性。大きめの五徳で安定感があり、小型フライパンから鍋まで対応できます。

  • 火力: 2.7kW(2,300kcal/h)
  • 重量: 約274g
  • 価格帯: 4,000〜5,000円
  • 向いている料理: 朝食のソーセージ炒め、インスタントラーメン、温め直しなど

価格が手頃なので、「まずは試してみたい」という初心者にぴったりです。

【電気タイプ】おすすめコンパクト調理器具2選

③山善 IHクッキングヒーター YEL-S100

おすすめポイント: 火を使わないので車内でも安心。ポータブル電源(300W以上推奨)があれば、雨の日も快適に調理できます。

  • 消費電力: 100W
  • 重量: 約1.4kg
  • 価格帯: 3,500〜4,500円
  • 向いている料理: 鍋料理、湯沸かし、煮込み料理

火力調整が細かくできるので、じっくり煮込む料理にも最適。お子さん連れの車中泊にも安心です。

④アイリスオーヤマ ricopa IHコンロ IHLP-R14

おすすめポイント: おしゃれなデザインで車内の雰囲気も明るくなります。80Wから1,400Wまで火力調整可能で、本格的な調理も可能。

  • 消費電力: 1,400W(調整可能)
  • 重量: 約2.2kg
  • 価格帯: 5,500〜7,000円
  • 向いている料理: 炒め物、焼肉、ホットケーキなど幅広い

大容量ポータブル電源があれば、ほぼ家と同じ感覚で調理できます。

【オールラウンド】コンパクトカセットコンロ1選

⑤イワタニ カセットフー タフまるJr. CB-ODX-JR

おすすめポイント: 風に強く、屋外でも使用可能。車中泊だけでなく、キャンプやBBQでも活躍します。

  • 火力: 2.3kW(2,000kcal/h)
  • 重量: 約1.6kg
  • 価格帯: 6,500〜8,000円
  • 向いている料理: 鍋料理、焼き物、煮込み料理

安定した五徳とタフな作りで、大きめの鍋も安心して使えます。ファミリー車中泊におすすめ。

車中泊で調理器具を使う際の注意点

換気は絶対に忘れずに

ガスタイプの調理器具を使用する際は、一酸化炭素中毒のリスクがあります。必ず窓を開けるか、換気扇を回しながら使用しましょう。電気タイプでも、調理中の湯気や煙を逃がすため換気は大切です。

火災対策は万全に

車内は狭く、燃えやすいものも多いです。調理中は絶対にその場を離れず、消火器や水を近くに用意しておきましょう。また、耐熱性のある台やシートの上で調理することをおすすめします。

使用後のガス缶・電源の管理

使用後のガスボンベは、夏場の車内に放置すると爆発の危険があります。必ず取り外して涼しい場所で保管しましょう。電気タイプも、ポータブル電源の残量を確認し、過放電に注意してください。

初心者でも作れる!車中泊おすすめ簡単レシピ3選

①朝食に最適:ベーコンエッグトースト

フライパンでベーコンと目玉焼きを焼き、食パンに挟むだけ。所要時間10分で、満足度の高い朝食が完成します。

②ランチに:ワンポットパスタ

パスタと具材、水を鍋に入れて煮るだけ。洗い物も少なく、車中泊にぴったりです。トマト缶とベーコンで簡単カルボナーラ風に。

③夜は温かく:具だくさん味噌汁

地元スーパーで買った野菜をたっぷり入れた味噌汁。体も温まり、野菜不足も解消できます。余ったご飯を入れて雑炊にするのもおすすめ。

よくある質問|車中泊調理器具Q&A

Q1:車中泊で調理するのは違法じゃないですか? A:駐車場や道の駅のルールを守れば問題ありません。ただし、匂いや煙で周囲に迷惑をかけないよう配慮しましょう。

Q2:ポータブル電源なしで電気調理器具は使えませんか? A:車のシガーソケットからインバーターを使う方法もありますが、バッテリー上がりのリスクがあります。ポータブル電源の用意を強くおすすめします。

Q3:どの燃料が一番コスパが良いですか? A:CB缶(カセットボンベ)が最もコスパが良く、入手も簡単です。1本100〜150円で約1.5時間使用できます。

まとめ|車中泊料理で旅をもっと楽しく!

車中泊での調理は、最初は少しハードルが高く感じるかもしれません。しかし、適切な調理器具を選べば、初心者でも安全に本格的な料理を楽しめます。

初めての方におすすめの組み合わせ:

  • 予算重視: イワタニ ジュニアコンパクトバーナー(4,000円台)
  • 安全性重視: 山善 IHクッキングヒーター + 小型ポータブル電源
  • バランス型: SOTO レギュレーターストーブ ST-310(7,000円台)

温かい料理が食べられる車中泊は、旅の満足度を格段に高めてくれます。ぜひこの記事を参考に、あなたに合った調理器具を見つけて、車中泊料理デビューしてみてください。

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