やまと車中泊用のベッド、自分で作ってみたいんだけど…



市販品は高いし、自分の車にぴったり合うサイズが見つからない。でも本当に素人が作れるのか、不安ですよね
車中泊ベッドを自作するメリットとは?【実体験から語る3つの理由】
市販品を買わずに自作を選んだ私には、明確な理由がありました。
ぴったりサイズで無駄なスペースゼロ
市販の車中泊ベッドを見ていたとき、どれも微妙にサイズが合わないんです。私のステップワゴンは後部座席を倒すと長さ180cm、幅120cmのスペースができるのですが、市販品は汎用性を持たせるために小さめに作られていました。
自作なら1cm単位で調整可能です。車内の出っ張りや段差も考慮して設計できるので、本当にフラットな寝床が完成します。初めて自作ベッドで寝た朝、腰の痛みがなかったことに驚きました。
予算を大幅に抑えられる
市販品は安くても3万円、高いものだと10万円を超えます。一方、私が木材で作ったベッドの材料費は約8,000円でした。
イレクターパイプで作った友人は約15,000円かかりましたが、それでも市販品の半額以下。浮いた予算で寝袋やマットを良いものにできました。
自分好みにカスタマイズできる楽しさ
作っていく過程で「ここに小物入れが欲しいな」「スマホを置く場所を作ろう」といったアイデアが次々と浮かんできます。
私のベッドには、側面にLEDライトを取り付ける溝と、枕元にドリンクホルダーを設置しました。この「自分だけの空間」を作る楽しさは、DIYならではの醍醐味です。
イレクターパイプvs木材!徹底比較で最適な素材を選ぼう
これが最大の悩みどころですよね。私は両方試したからこそ、それぞれの特徴が明確に分かります。
イレクターパイプのメリット・デメリット
メリット:
- 軽量で持ち運びが楽:私の木材ベッドは約15kg、友人のイレクター製は約8kg
- 組み立て・解体が簡単:ジョイントで接続するだけ、工具はほぼ不要
- 見た目がスタイリッシュ:黒のパイプは車内に馴染みやすい
- 錆びにくく耐久性が高い:3年使っても劣化なし
デメリット:
- コストが高め:パイプとジョイントで木材の約2倍
- 細かい調整が難しい:パイプの長さは決まっているため微調整に限界
- 安定感は木材に劣る:揺れに弱く、しっかり固定しないときしむ
こんな人におすすめ: 頻繁にベッドを取り外す人、軽量化を重視する人、見た目にこだわる人
木材のメリット・デメリット
メリット:
- 圧倒的な安定感:体重80kgの私が寝返りを打っても微動だにしない
- コストパフォーマンス最高:同じ強度ならイレクターの半額程度
- 加工の自由度が高い:好きな形に切れる、ネジで固定できる
- ホームセンターで全て揃う:カットサービスも利用可能
デメリット:
- 重い:一人で持ち上げるのはかなり大変
- 工具が必要:最低限のこぎり、ドライバー、やすりは必須
- 湿気対策が必要:防水ニスを塗らないとカビのリスク
こんな人におすすめ: ベッドを常設する人、予算を抑えたい人、DIYの経験がある人
結局どっちを選ぶべき?判断基準はこれ
私なりの選び方をまとめました:
イレクターパイプを選ぶべき人:
- 普段は荷物を積みたいから取り外しが前提
- 体重が70kg以下で軽めの寝床でOK
- 予算は2万円程度確保できる
木材を選ぶべき人:
- 車中泊専用車にして常設したい
- しっかりした寝心地を最優先
- 予算は1万円以内に抑えたい
私は最初木材で作り、後にセカンドカー用にイレクターも試しました。初心者には木材をおすすめします。失敗しても材料費が安く、やり直しやすいからです。
【木材編】車中泊ベッドの自作手順を完全解説
ここからは、私が実際に作った木材ベッドの全工程をお伝えします。
必要な材料リスト(ステップワゴン想定)
木材:
- 2×4材(38mm×89mm)長さ180cm:2本
- 2×4材 長さ120cm:4本
- コンパネ(12mm厚)180cm×120cm:1枚
- 角材(30mm×40mm)適宜:補強用
その他:
- コーススレッド(木ネジ)65mm:約50本
- L字金具:8個
- ウレタンマット(厚さ3cm)
- 防水ニス(水性):1缶
- 滑り止めマット
工具:
- 電動ドライバー(手回しでも可)
- のこぎり(ホームセンターカット利用なら不要)
- やすり(紙やすりでOK)
- メジャー、鉛筆
総コスト:約8,500円(工具は自宅にあったもの使用)
ステップ1:正確な寸法を測る【ここが成功の分かれ道】
車の実寸を測るとき、私は重大なミスをしました。メジャーで測った数値をそのまま使ってしまったんです。
正しい測り方のコツ:
- 後部座席を完全に倒す:中途半端だと誤差が生まれる
- 複数ポイントで測る:車内は微妙に歪んでいる
- 実寸から-5mm引く:木材の誤差と隙間を考慮
- 出っ張りをチェック:ホイールハウスなど障害物を記録
私は最初、隙間を考えずに作ったせいで、ベッドがギリギリすぎて入らず、やすりで1時間削る羽目になりました。この経験から、実寸より5mm短く作ることを強くおすすめします。
ステップ2:木材をカットする
ホームセンターのカットサービスを使えば、初心者でも完璧な直角でカットできます。私が利用したのは、1カット50円のサービスでした。
自分でカットする場合:
- 鉛筆で切断線を引き、マスキングテープを貼る(木材の割れ防止)
- のこぎりは刃を立てずに寝かせ気味で
- 最後の数センチは慎重に(急ぐと割れる)
カット後は必ずやすりがけを。私は最初これを省いて、トゲが刺さりました。特に角は丸めるように削ると、車内を傷つけません。
ステップ3:フレームを組み立てる
ここが一番楽しい工程です。
組み立て順序:
- 長辺の2×4材2本を平行に置く(180cmの材)
- 短辺の2×4材4本を均等に配置(両端と中央2本)
- L字金具で固定:各接合部に2個ずつ
- コーススレッドで補強:斜めから打ち込む
私が失敗から学んだポイント:
- ネジを打つ前に、必ず下穴を開ける(木材が割れるのを防ぐ)
- L字金具の位置は、ベッド板の厚みを考慮して内側に
- 対角線の長さを測って歪みチェック(誤差5mm以内が理想)
ステップ4:天板(コンパネ)を取り付ける
コンパネは意外と重いので、一人作業なら誰かに支えてもらうと楽です。
取り付け方法:
- フレームの上にコンパネを置く
- 四隅と中央部分にコーススレッド(45mm)で固定
- 15cm間隔でネジ留め(多すぎるくらいでちょうどいい)
私は最初、ネジの数をケチって8本しか使いませんでした。すると寝ているときに「ミシミシ」音が。最低でも20本は使ってください。
ステップ5:防水加工と仕上げ
車内は湿気がたまりやすいので、防水処理は必須です。
ニス塗りの手順:
- 木材の粉を拭き取る
- 水性ニスを薄めに塗る(1回目)
- 2時間乾燥後、軽くやすりがけ
- 2回目のニス塗り(やや厚め)
- 完全乾燥まで24時間放置
私は待ちきれずに12時間で車に入れたら、車内がニス臭くなって後悔しました。必ず24時間待ちましょう。
ステップ6:車内への設置とマット配置
ベッドを車内に入れるときは、斜めにすると入りやすいです。
設置のコツ:
- フレーム底面に滑り止めマットを貼る
- 車のシートとの隙間に古着や緩衝材を詰める
- ウレタンマットを敷き、その上にシーツ
私のおすすめは、ニトリの3cmウレタンマット(3,000円)。これを敷くだけで、家のベッドと変わらない寝心地になりました。
【イレクターパイプ編】車中泊ベッドの自作手順
友人のハイエースに作った経験をもとに解説します。
必要な材料リスト
イレクター部材:
- φ28mmパイプ 180cm:2本
- φ28mmパイプ 120cm:4本
- φ28mmパイプ 50cm:4本(脚部用)
- J-49A(T字ジョイント):8個
- J-3(エルボジョイント):4個
- J-113(サドル):8個
- 接着液:1本
その他:
- コンパネまたは有孔ボード
- 結束バンド
- ウレタンマット
総コスト:約16,000円
ステップ1:設計図を書く
イレクターパイプは後から長さを変更できないので、設計が命です。
方眼紙に実寸の1/10スケールで描きます。ジョイントの出っ張り(約3cm)も計算に入れないと、完成後にサイズが合わない悲劇が起きます。
ステップ2:パイプをカット
ホームセンターやイレクター専門店でカットしてもらえます(1カット100円程度)。
自分で切る場合は、パイプカッター(1,500円程度)があると綺麗に切れます。のこぎりだと断面がガタガタになり、ジョイントがうまくはまりません。
ステップ3:仮組みしてサイズ確認
接着液を使う前に必ず仮組みしてください。これ、本当に重要です。
友人は最初、いきなり接着して組み立て、完成後にサイズが5cm足りないことが判明。接着液は24時間で完全硬化するため、やり直しができませんでした。
ステップ4:接着して本組み立て
サイズ確認ができたら、いよいよ接着です。
接着のコツ:
- パイプの内側に接着液を塗る(外側に塗ると汚れる)
- ジョイントに差し込み、カチッと音がするまで押す
- 10分間は動かさずに保持
- 完全硬化まで24時間
平らな場所で組み立てないと、歪んだまま固まります。私たちはガレージの床で作業しました。
ステップ5:天板を固定
有孔ボードを使うと、通気性があっておすすめです。
サドル(J-113)をフレームに取り付け、その上に天板を置いて結束バンドで固定。ネジ留めもできますが、取り外しを考えるとバンドが便利でした。
実際に使って分かった!快適性を高める改良ポイント5選
完成後、3ヶ月使って気づいた改良点をシェアします。
1. ベッド下を収納スペースに活用
ベッドの高さを50cmにしたおかげで、下に大きなコンテナボックスを4個収納できました。着替え、食材、調理器具など、すべてベッド下に。これで車内がスッキリします。
2. 枕元にUSBポート付きLEDライトを設置
100均のUSBライトをベッドフレームに両面テープで固定。寝る前の読書が快適になりました。配線は結束バンドでまとめると見た目も良いです。
3. サイドポケットで小物整理
ベッドの側面に、布製のサイドポケット(車用の後部座席ポケット)を取り付けました。スマホ、ティッシュ、懐中電灯など、すぐ手に取れて便利です。
4. マットの上に敷きパッドで温度調整
夏は冷感、冬は暖かい敷きパッドを使うことで、季節を問わず快適に。特に夏場、ウレタンマットは熱がこもるので、冷感素材は必須でした。
5. 目隠しカーテンは必須アイテム
プライバシー確保のため、吸盤式のカーテンを全窓に。これがないと、道の駅で落ち着いて眠れません。遮光性の高いものを選ぶと、朝日で起こされることもなくなります。
よくある失敗例と対処法【私の失敗談から学ぶ】
失敗1:サイズが合わず入らない
原因:実寸ピッタリで作ってしまった 対処法:実寸から5mm引いた寸法で製作。入らないときは、やすりで少しずつ削る
失敗2:きしみ音がうるさい
原因:ネジの締めが甘い、フレームの剛性不足 対処法:すべてのネジを締め直す。それでもダメなら補強材を追加
失敗3:ベッドが滑って危険
原因:車のシートとベッドの間に隙間 対処法:滑り止めマットを底面に貼る。隙間には古タオルなどを詰める
失敗4:湿気でカビが生えた
原因:防水加工をしていなかった 対処法:一度分解して天日干し。防水ニスを塗り直す。定期的な換気も重要
制作時間と難易度の目安
木材ベッドの場合
- 制作時間:初心者で6〜8時間(2日に分けて作業)
- 難易度:★★☆☆☆(中級)
- 必要スキル:のこぎり、ドライバーが使えればOK
イレクターパイプベッドの場合
- 制作時間:初心者で4〜5時間(1日で完成可能)
- 難易度:★☆☆☆☆(初級)
- 必要スキル:ほぼ不要、組み立てるだけ
メンテナンスと長持ちさせるコツ
私のベッドは2年経った今も現役です。長持ちの秘訣をお伝えします。
月1回の点検を習慣に
- ネジの緩みチェック
- 木材のひび割れ確認
- 接合部の状態確認
緩んだネジはその場で締め直します。放置すると、破損の原因になります。
湿気対策が最重要
車中泊後は、必ずマットを外して乾燥させます。私は帰宅後、すぐにベッドマットを日陰干し。これだけでカビを防げます。
年1回のメンテナンス
- 木材ベッド:ニスの塗り直し
- イレクターベッド:ジョイント部分の清掃と増し締め
これで5年以上使えるベッドになります。
まとめ:あなたに最適な車中泊ベッドを作ろう!


長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
車中泊ベッドの自作は、決して難しいものではありません。私も最初は不安でしたが、完成したときの達成感と、初めてそこで眠った朝の快適さは、今でも忘れられません。
改めて素材選びのポイント:
- 取り外しを頻繁にするなら:イレクターパイプ
- 常設して安定性重視なら:木材
- 予算を抑えたいなら:木材
- 見た目重視なら:イレクターパイプ
初心者へのアドバイス:
失敗を恐れないでください。私は最初のベッドで5つの失敗をしましたが、それが今の知識になっています。木材なら失敗してもやり直せますし、その過程も楽しめます。
この週末、ホームセンターに材料を見に行ってみませんか?あなたの車が、最高の寝床に変わる日は、もうすぐそこです。
素敵な車中泊ライフを!

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