【初心者向け】車中泊ベッドを自作する全手順!イレクターパイプと木材どっちがおすすめ?

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やまと

車中泊用のベッド、自分で作ってみたいんだけど…

あおい

市販品は高いし、自分の車にぴったり合うサイズが見つからない。でも本当に素人が作れるのか、不安ですよね

筆者の写真: yadocar 編集部

yadocar 編集部

プロのライター / キャンプ歴10年

車中泊初心者から上級者まで役立つノウハウやスポット情報をお届けしています。法規やマナーなどは信頼できる情報源を確認し、安心して実践できるよう配慮しています。

目次

車中泊ベッドを自作するメリットとは?【実体験から語る3つの理由】

市販品を買わずに自作を選んだ私には、明確な理由がありました。

ぴったりサイズで無駄なスペースゼロ

市販の車中泊ベッドを見ていたとき、どれも微妙にサイズが合わないんです。私のステップワゴンは後部座席を倒すと長さ180cm、幅120cmのスペースができるのですが、市販品は汎用性を持たせるために小さめに作られていました。

自作なら1cm単位で調整可能です。車内の出っ張りや段差も考慮して設計できるので、本当にフラットな寝床が完成します。初めて自作ベッドで寝た朝、腰の痛みがなかったことに驚きました。

予算を大幅に抑えられる

市販品は安くても3万円、高いものだと10万円を超えます。一方、私が木材で作ったベッドの材料費は約8,000円でした。

イレクターパイプで作った友人は約15,000円かかりましたが、それでも市販品の半額以下。浮いた予算で寝袋やマットを良いものにできました。

自分好みにカスタマイズできる楽しさ

作っていく過程で「ここに小物入れが欲しいな」「スマホを置く場所を作ろう」といったアイデアが次々と浮かんできます。

私のベッドには、側面にLEDライトを取り付ける溝と、枕元にドリンクホルダーを設置しました。この「自分だけの空間」を作る楽しさは、DIYならではの醍醐味です。

イレクターパイプvs木材!徹底比較で最適な素材を選ぼう

これが最大の悩みどころですよね。私は両方試したからこそ、それぞれの特徴が明確に分かります。

イレクターパイプのメリット・デメリット

メリット:

  • 軽量で持ち運びが楽:私の木材ベッドは約15kg、友人のイレクター製は約8kg
  • 組み立て・解体が簡単:ジョイントで接続するだけ、工具はほぼ不要
  • 見た目がスタイリッシュ:黒のパイプは車内に馴染みやすい
  • 錆びにくく耐久性が高い:3年使っても劣化なし

デメリット:

  • コストが高め:パイプとジョイントで木材の約2倍
  • 細かい調整が難しい:パイプの長さは決まっているため微調整に限界
  • 安定感は木材に劣る:揺れに弱く、しっかり固定しないときしむ

こんな人におすすめ: 頻繁にベッドを取り外す人、軽量化を重視する人、見た目にこだわる人

木材のメリット・デメリット

メリット:

  • 圧倒的な安定感:体重80kgの私が寝返りを打っても微動だにしない
  • コストパフォーマンス最高:同じ強度ならイレクターの半額程度
  • 加工の自由度が高い:好きな形に切れる、ネジで固定できる
  • ホームセンターで全て揃う:カットサービスも利用可能

デメリット:

  • 重い:一人で持ち上げるのはかなり大変
  • 工具が必要:最低限のこぎり、ドライバー、やすりは必須
  • 湿気対策が必要:防水ニスを塗らないとカビのリスク

こんな人におすすめ: ベッドを常設する人、予算を抑えたい人、DIYの経験がある人

結局どっちを選ぶべき?判断基準はこれ

私なりの選び方をまとめました:

イレクターパイプを選ぶべき人:

  • 普段は荷物を積みたいから取り外しが前提
  • 体重が70kg以下で軽めの寝床でOK
  • 予算は2万円程度確保できる

木材を選ぶべき人:

  • 車中泊専用車にして常設したい
  • しっかりした寝心地を最優先
  • 予算は1万円以内に抑えたい

私は最初木材で作り、後にセカンドカー用にイレクターも試しました。初心者には木材をおすすめします。失敗しても材料費が安く、やり直しやすいからです。

【木材編】車中泊ベッドの自作手順を完全解説

ここからは、私が実際に作った木材ベッドの全工程をお伝えします。

必要な材料リスト(ステップワゴン想定)

木材:

  • 2×4材(38mm×89mm)長さ180cm:2本
  • 2×4材 長さ120cm:4本
  • コンパネ(12mm厚)180cm×120cm:1枚
  • 角材(30mm×40mm)適宜:補強用

その他:

  • コーススレッド(木ネジ)65mm:約50本
  • L字金具:8個
  • ウレタンマット(厚さ3cm)
  • 防水ニス(水性):1缶
  • 滑り止めマット

工具:

  • 電動ドライバー(手回しでも可)
  • のこぎり(ホームセンターカット利用なら不要)
  • やすり(紙やすりでOK)
  • メジャー、鉛筆

総コスト:約8,500円(工具は自宅にあったもの使用)

ステップ1:正確な寸法を測る【ここが成功の分かれ道】

車の実寸を測るとき、私は重大なミスをしました。メジャーで測った数値をそのまま使ってしまったんです。

正しい測り方のコツ:

  1. 後部座席を完全に倒す:中途半端だと誤差が生まれる
  2. 複数ポイントで測る:車内は微妙に歪んでいる
  3. 実寸から-5mm引く:木材の誤差と隙間を考慮
  4. 出っ張りをチェック:ホイールハウスなど障害物を記録

私は最初、隙間を考えずに作ったせいで、ベッドがギリギリすぎて入らず、やすりで1時間削る羽目になりました。この経験から、実寸より5mm短く作ることを強くおすすめします。

ステップ2:木材をカットする

ホームセンターのカットサービスを使えば、初心者でも完璧な直角でカットできます。私が利用したのは、1カット50円のサービスでした。

自分でカットする場合:

  • 鉛筆で切断線を引き、マスキングテープを貼る(木材の割れ防止)
  • のこぎりは刃を立てずに寝かせ気味で
  • 最後の数センチは慎重に(急ぐと割れる)

カット後は必ずやすりがけを。私は最初これを省いて、トゲが刺さりました。特に角は丸めるように削ると、車内を傷つけません。

ステップ3:フレームを組み立てる

ここが一番楽しい工程です。

組み立て順序:

  1. 長辺の2×4材2本を平行に置く(180cmの材)
  2. 短辺の2×4材4本を均等に配置(両端と中央2本)
  3. L字金具で固定:各接合部に2個ずつ
  4. コーススレッドで補強:斜めから打ち込む

私が失敗から学んだポイント:

  • ネジを打つ前に、必ず下穴を開ける(木材が割れるのを防ぐ)
  • L字金具の位置は、ベッド板の厚みを考慮して内側に
  • 対角線の長さを測って歪みチェック(誤差5mm以内が理想)

ステップ4:天板(コンパネ)を取り付ける

コンパネは意外と重いので、一人作業なら誰かに支えてもらうと楽です。

取り付け方法:

  1. フレームの上にコンパネを置く
  2. 四隅と中央部分にコーススレッド(45mm)で固定
  3. 15cm間隔でネジ留め(多すぎるくらいでちょうどいい)

私は最初、ネジの数をケチって8本しか使いませんでした。すると寝ているときに「ミシミシ」音が。最低でも20本は使ってください

ステップ5:防水加工と仕上げ

車内は湿気がたまりやすいので、防水処理は必須です。

ニス塗りの手順:

  1. 木材の粉を拭き取る
  2. 水性ニスを薄めに塗る(1回目)
  3. 2時間乾燥後、軽くやすりがけ
  4. 2回目のニス塗り(やや厚め)
  5. 完全乾燥まで24時間放置

私は待ちきれずに12時間で車に入れたら、車内がニス臭くなって後悔しました。必ず24時間待ちましょう

ステップ6:車内への設置とマット配置

ベッドを車内に入れるときは、斜めにすると入りやすいです。

設置のコツ:

  • フレーム底面に滑り止めマットを貼る
  • 車のシートとの隙間に古着や緩衝材を詰める
  • ウレタンマットを敷き、その上にシーツ

私のおすすめは、ニトリの3cmウレタンマット(3,000円)。これを敷くだけで、家のベッドと変わらない寝心地になりました。

【イレクターパイプ編】車中泊ベッドの自作手順

友人のハイエースに作った経験をもとに解説します。

必要な材料リスト

イレクター部材:

  • φ28mmパイプ 180cm:2本
  • φ28mmパイプ 120cm:4本
  • φ28mmパイプ 50cm:4本(脚部用)
  • J-49A(T字ジョイント):8個
  • J-3(エルボジョイント):4個
  • J-113(サドル):8個
  • 接着液:1本

その他:

  • コンパネまたは有孔ボード
  • 結束バンド
  • ウレタンマット

総コスト:約16,000円

ステップ1:設計図を書く

イレクターパイプは後から長さを変更できないので、設計が命です。

方眼紙に実寸の1/10スケールで描きます。ジョイントの出っ張り(約3cm)も計算に入れないと、完成後にサイズが合わない悲劇が起きます。

ステップ2:パイプをカット

ホームセンターやイレクター専門店でカットしてもらえます(1カット100円程度)。

自分で切る場合は、パイプカッター(1,500円程度)があると綺麗に切れます。のこぎりだと断面がガタガタになり、ジョイントがうまくはまりません。

ステップ3:仮組みしてサイズ確認

接着液を使う前に必ず仮組みしてください。これ、本当に重要です。

友人は最初、いきなり接着して組み立て、完成後にサイズが5cm足りないことが判明。接着液は24時間で完全硬化するため、やり直しができませんでした。

ステップ4:接着して本組み立て

サイズ確認ができたら、いよいよ接着です。

接着のコツ:

  1. パイプの内側に接着液を塗る(外側に塗ると汚れる)
  2. ジョイントに差し込み、カチッと音がするまで押す
  3. 10分間は動かさずに保持
  4. 完全硬化まで24時間

平らな場所で組み立てないと、歪んだまま固まります。私たちはガレージの床で作業しました。

ステップ5:天板を固定

有孔ボードを使うと、通気性があっておすすめです。

サドル(J-113)をフレームに取り付け、その上に天板を置いて結束バンドで固定。ネジ留めもできますが、取り外しを考えるとバンドが便利でした。

実際に使って分かった!快適性を高める改良ポイント5選

完成後、3ヶ月使って気づいた改良点をシェアします。

1. ベッド下を収納スペースに活用

ベッドの高さを50cmにしたおかげで、下に大きなコンテナボックスを4個収納できました。着替え、食材、調理器具など、すべてベッド下に。これで車内がスッキリします。

2. 枕元にUSBポート付きLEDライトを設置

100均のUSBライトをベッドフレームに両面テープで固定。寝る前の読書が快適になりました。配線は結束バンドでまとめると見た目も良いです。

3. サイドポケットで小物整理

ベッドの側面に、布製のサイドポケット(車用の後部座席ポケット)を取り付けました。スマホ、ティッシュ、懐中電灯など、すぐ手に取れて便利です。

4. マットの上に敷きパッドで温度調整

夏は冷感、冬は暖かい敷きパッドを使うことで、季節を問わず快適に。特に夏場、ウレタンマットは熱がこもるので、冷感素材は必須でした。

5. 目隠しカーテンは必須アイテム

プライバシー確保のため、吸盤式のカーテンを全窓に。これがないと、道の駅で落ち着いて眠れません。遮光性の高いものを選ぶと、朝日で起こされることもなくなります。

よくある失敗例と対処法【私の失敗談から学ぶ】

失敗1:サイズが合わず入らない

原因:実寸ピッタリで作ってしまった 対処法:実寸から5mm引いた寸法で製作。入らないときは、やすりで少しずつ削る

失敗2:きしみ音がうるさい

原因:ネジの締めが甘い、フレームの剛性不足 対処法:すべてのネジを締め直す。それでもダメなら補強材を追加

失敗3:ベッドが滑って危険

原因:車のシートとベッドの間に隙間 対処法:滑り止めマットを底面に貼る。隙間には古タオルなどを詰める

失敗4:湿気でカビが生えた

原因:防水加工をしていなかった 対処法:一度分解して天日干し。防水ニスを塗り直す。定期的な換気も重要

制作時間と難易度の目安

木材ベッドの場合

  • 制作時間:初心者で6〜8時間(2日に分けて作業)
  • 難易度:★★☆☆☆(中級)
  • 必要スキル:のこぎり、ドライバーが使えればOK

イレクターパイプベッドの場合

  • 制作時間:初心者で4〜5時間(1日で完成可能)
  • 難易度:★☆☆☆☆(初級)
  • 必要スキル:ほぼ不要、組み立てるだけ

メンテナンスと長持ちさせるコツ

私のベッドは2年経った今も現役です。長持ちの秘訣をお伝えします。

月1回の点検を習慣に

  • ネジの緩みチェック
  • 木材のひび割れ確認
  • 接合部の状態確認

緩んだネジはその場で締め直します。放置すると、破損の原因になります。

湿気対策が最重要

車中泊後は、必ずマットを外して乾燥させます。私は帰宅後、すぐにベッドマットを日陰干し。これだけでカビを防げます。

年1回のメンテナンス

  • 木材ベッド:ニスの塗り直し
  • イレクターベッド:ジョイント部分の清掃と増し締め

これで5年以上使えるベッドになります。

まとめ:あなたに最適な車中泊ベッドを作ろう!

あなたに最適な車中泊ベッドを作ろう!

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

車中泊ベッドの自作は、決して難しいものではありません。私も最初は不安でしたが、完成したときの達成感と、初めてそこで眠った朝の快適さは、今でも忘れられません。

改めて素材選びのポイント:

  • 取り外しを頻繁にするなら:イレクターパイプ
  • 常設して安定性重視なら:木材
  • 予算を抑えたいなら:木材
  • 見た目重視なら:イレクターパイプ

初心者へのアドバイス:

失敗を恐れないでください。私は最初のベッドで5つの失敗をしましたが、それが今の知識になっています。木材なら失敗してもやり直せますし、その過程も楽しめます。

この週末、ホームセンターに材料を見に行ってみませんか?あなたの車が、最高の寝床に変わる日は、もうすぐそこです。

素敵な車中泊ライフを!

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