やまと最近、キャンピングカーでの車中泊に興味があるんだけど、いきなり購入するのは不安で…



だったら、まずはレンタルで試してみることをおすすめ。実際に数日間使ってみれば、購入すべきかどうかの判断材料になるし、何より車中泊の楽しさを体験できるからね。
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なるほど!でも、レンタルってどうやって利用するの?冬でも大丈夫?
キャンピングカーをレンタルするメリットとは


購入前にレンタルで体験することには、多くのメリットがあります。ここでは、なぜレンタル体験が重要なのかを解説します。
高額な初期投資を避けられる
キャンピングカーの購入には、数百万円から一千万円以上の費用がかかることも珍しくありません。レンタルなら、1泊1万円前後から気軽に体験できるため、まずは少額で試せるのが大きな魅力です。購入後に「思っていたのと違った」となるリスクを回避できます。
自分のライフスタイルに合うか確認できる
実際に車中泊を体験してみると、想像していたイメージと現実のギャップが見えてきます。例えば、車内の狭さは気にならないか、運転のしやすさはどうか、準備や後片付けの手間は許容範囲か、といった点を実感できます。週末だけの利用で十分なのか、頻繁に使いたくなるのか、自分の使用頻度も見極められるでしょう。
様々なタイプのキャンピングカーを比較できる
レンタルなら、バンコンバージョン、キャブコン、軽キャンパーなど、異なるタイプを試すことができます。それぞれのサイズ感、装備、使い勝手を比較することで、購入時に最適な選択ができるようになります。
レンタルキャンピングカーの選び方


初めてのキャンピングカーレンタル。どんな基準で選べばよいのでしょうか。
利用人数に合わせたサイズ選び
2人での利用: 軽キャンパーやコンパクトなバンコンがおすすめです。運転しやすく、駐車場にも困りません。
3〜4人のファミリー: キャブコンタイプなら、広々とした室内空間でゆったり過ごせます。就寝スペースも十分に確保できます。
5人以上のグループ: 大型のキャブコンやバスコンバージョンを検討しましょう。ただし、運転に自信がない場合は要注意です。
必要な装備をチェック
レンタル前に確認しておきたい装備は以下の通りです。
基本装備: ベッド、テーブル、照明、収納スペースはほぼ標準装備ですが、ベッドのサイズや収納量は車両によって異なります。
電源設備: サブバッテリーやインバーターの容量を確認しましょう。スマホの充電程度なら問題ありませんが、電気ケトルやドライヤーなど消費電力の大きい家電を使いたい場合は、外部電源が利用できるRVパークなどの利用も検討してください。
冬の装備: 特に冬季に利用する場合、FFヒーターや断熱性能が重要です。後述する冬対策も参考にしてください。
水回り: シンク、給水タンク、排水タンクの容量を確認しましょう。長期滞在ほど大容量が必要です。
レンタル料金とプランの比較
レンタル料金は、車両のタイプ、シーズン、レンタル日数によって変動します。平日やオフシーズンは比較的安く、週末や連休、夏休みなどは料金が高くなる傾向があります。
お試しプラン: 初心者向けに、使い方講習付きのプランを提供している業者もあります。
長期割引: 3泊以上など長期レンタルで割引が適用されることも多いため、じっくり体験したい方におすすめです。
オプション料金: カーナビ、ETC、チャイルドシート、冬用タイヤ、チェーンなどのオプション費用も確認しましょう。
初めての車中泊体験で知っておくべきこと
レンタルを決めたら、次は実際の車中泊について理解を深めましょう。
キャンピングカーの運転は難しい?試乗のポイント
レンタルする前に、可能であれば試乗させてもらうことをおすすめします。多くのレンタル業者では、貸し出し前に操作説明と近隣での試運転をさせてくれます。
車幅と車高に注意: 通常の乗用車よりも幅が広く、高さもあるため、狭い道や立体駐車場では注意が必要です。
死角の確認: 後方や側面の視界が制限されることがあるため、バックカメラやサイドミラーの使い方をしっかり確認しましょう。
内輪差: キャブコンなど大型車両は内輪差が大きいため、曲がる際は大回りを意識してください。
車中泊スポットの選び方
車中泊ができる場所は限られています。マナーを守って利用しましょう。
RVパーク: キャンピングカー専用の有料駐車場で、電源やゴミ捨て場が利用できることが多く、初心者におすすめです。
オートキャンプ場: 設備が充実しており、トイレやシャワーも利用できます。事前予約が必要な場合がほとんどです。
道の駅: 休憩のための仮眠は許可されていますが、長時間の滞在やキャンプ行為(テーブルや椅子を外に出すなど)は禁止されている場所が多いため、必ず施設のルールを確認してください。
サービスエリア・パーキングエリア: 道の駅と同様、休憩目的の短時間仮眠なら問題ありませんが、長期滞在は避けましょう。
車中泊の基本マナー
快適な車中泊文化を守るため、以下のマナーを心がけましょう。
- エンジンのかけっぱなし(アイドリング)は周囲の迷惑になるため避ける
- ゴミは必ず持ち帰る
- 外での調理や洗濯物の干し出しは控える
- 夜間は静かに過ごす
- トイレは施設のものを利用し、排水を無断で流さない
- 許可された場所以外では車中泊しない
冬のキャンピングカーレンタル|寒さ対策と注意点
冬の車中泊は夏とは違った魅力がありますが、しっかりとした準備が必要です。
冬でも快適に過ごすための装備
FFヒーター搭載車を選ぶ: FFヒーターは燃料(軽油やガソリン)を使って車内を暖める装置で、エンジンを切った状態でも使用できます。冬の車中泊には必須の装備といえるでしょう。
電気毛布やポータブルヒーター: FFヒーターがない車両の場合、電気毛布やポータブルヒーターの持参を検討してください。ただし、電力消費が大きいため、サブバッテリーの容量に注意が必要です。
断熱対策: 窓からの冷気を防ぐため、専用の断熱シェードやカーテンを活用しましょう。多くのレンタル車両には装備されています。
寝具の充実: 冬用の寝袋や厚手の毛布、湯たんぽなどを用意すると安心です。
冬ならではの注意点
路面凍結: 冬季は路面が凍結しやすいため、スタッドレスタイヤやチェーンの装備を確認しましょう。レンタル業者によってはオプションで用意されています。
バッテリー上がり: 寒冷地ではバッテリーが上がりやすくなります。ヒーターや照明の使いすぎに注意し、定期的にエンジンをかけて充電することも検討してください。
給排水の凍結: 気温が氷点下になる地域では、給水タンクや排水タンクが凍結する恐れがあります。水抜きの方法をレンタル業者に確認しておきましょう。
換気の重要性: 暖房を使う際は一酸化炭素中毒を防ぐため、必ず適度な換気を行ってください。
冬の車中泊におすすめのスポット
温泉地近くのRVパーク: 日中は観光や温泉を楽しみ、夜は車中泊というスタイルが冬にぴったりです。
スキー場周辺: スキー場近くには車中泊可能な駐車場があることも多く、早朝からゲレンデにアクセスできます。
低地のキャンプ場: 標高の高い場所は避け、比較的温暖な低地のキャンプ場を選ぶと安心です。
キャンピングカーお試し体験から購入へ
レンタルでの体験を経て、いよいよ購入を検討する段階に入った方へ。
レンタル経験から学ぶ購入のポイント
レンタル体験で気づいたことをリストアップしましょう。
- どのサイズが自分に合っていたか
- 必須だと感じた装備は何か
- 不要だと思った機能はあるか
- 運転のしやすさはどうだったか
- 収納スペースは十分だったか
- 就寝時の快適さはどうだったか
これらの答えが、あなたに最適なキャンピングカー選びの指針となります。
新車と中古車の選択
新車のメリット: 最新装備、保証の充実、カスタマイズの自由度が高い
新車のデメリット: 高額、納車までの期間が長い(半年〜1年以上)
中古車のメリット: 価格が安い、すぐに納車される、前オーナーのカスタマイズを活かせる
中古車のデメリット: 状態にばらつきがある、保証期間が短い、好みの仕様を見つけにくい
購入後の維持費も考慮しよう
キャンピングカーの購入費用だけでなく、維持費も計算に入れておきましょう。
年間維持費の目安:
- 自動車税:軽キャンパーなら約1万円、普通車なら約4万〜6万円
- 自動車保険:年間10万〜20万円程度
- 車検:2年ごとに10万〜20万円程度
- 駐車場代:月額1万〜3万円(地域による)
- 燃料費:使用頻度による
- メンテナンス費:年間5万〜10万円程度
総額で年間30万〜50万円程度は見込んでおくとよいでしょう。
まとめ|まずはレンタルで一歩を踏み出そう
キャンピングカーの購入は大きな決断ですが、レンタルでのお試し体験を通じて、自分に本当に合っているかを確認することができます。
レンタル体験のステップ:
- 利用人数や目的に合った車両タイプを選ぶ
- 冬季なら暖房設備の充実した車両を選択
- 初回は1泊2日程度の短期レンタルで感覚をつかむ
- 複数のタイプを試して比較する
- 実際の使用頻度や快適性を評価する
- 購入の可否や予算、スペックを決定する
車中泊未経験の方こそ、まずは気軽にレンタルから始めてみることをおすすめします。冬の寒い時期でも、適切な装備と準備があれば快適な車中泊が楽しめます。キャンピングカーでの旅は、宿泊施設に縛られない自由な旅のスタイル。ぜひレンタル体験で、その魅力を実感してみてください。


