車中泊におすすめの中古車5選!予算別に選び方も解説

この記事では、実際に複数の車で車中泊を経験してきた私が、中古でも手に入れやすいおすすめ車種を5台ピックアップして紹介します。予算別に整理しましたので、ぜひ参考にしてください。

筆者の写真: yadocar 編集部

yadocar 編集部

プロのライター / キャンプ歴10年

車中泊初心者から上級者まで役立つノウハウやスポット情報をお届けしています。法規やマナーなどは信頼できる情報源を確認し、安心して実践できるよう配慮しています。

目次

車中泊向けの中古車を選ぶ3つのポイント

車中泊に向いた車を選ぶには、一般的な中古車選びとは少し異なる視点が必要です。私が実際に車を乗り換えてきた経験から、特に重要だと感じた3つのポイントを紹介します。

①就寝スペース:フルフラットになるかどうか

最も重要なのが「就寝できるスペースが確保できるか」という点です。リアシートを倒したときに完全にフラットになる車種はとても快適で、段差があると腰や背中に影響します。身長170cm以上の方は、荷室の長さが180cm以上確保できるかも確認しておきましょう。

実際に私が以前乗っていたセダンタイプでは、リアシートを倒しても微妙な段差があって熟睡できず、1泊で懲りた経験があります。それ以来、フラット性能は必ずチェックするようにしています。

②積載量と収納力:旅の荷物がしっかり入るか

車中泊では寝具、調理道具、衣類、洗面用品など、意外と荷物がかさみます。就寝スペースを確保しながらも、これらをどこに収納するかが重要です。

ルーフラックやサイドポケットが活用しやすい形状かどうか、あるいはリアラゲッジの使い勝手なども、実際に現物を見て確認することをおすすめします。カタログのスペックだけではわからない部分が多いです。

③維持費・燃費コスト:長距離ドライブを考えると重要

車中泊は長距離を走ることが多いため、燃費は旅のコストに直結します。軽自動車やコンパクトカーは燃費に優れる一方、広さや快適性に限界があります。自分の旅スタイル(一人旅 or 二人以上、近場 or 遠出)に合わせてバランスを取ることが大切です。

また、タイヤサイズが大きい車は交換コストが上がります。ハイエースなどのバン系は取り回しが難しいという面もあるので、普段の街乗りも考慮して選びましょう。

【予算別】車中泊におすすめの中古車5選

ここからは、実際に車中泊をする方たちの間でも人気の高い車種を、中古市場での相場感を踏まえて5台紹介します。各車種のスペックや特徴、実際に乗ってみて感じたことも交えてお伝えします。

①〜50万円|ホンダ フリード(GB3/GB4型)

「コンパクトなのに意外と広い」と車中泊ユーザーの間でじわじわ人気が高まっているのが、ホンダのフリードです。3列シートの2列目・3列目を倒すとほぼフラットな荷室が現れ、大人一人が横になれるスペースが確保できます。

■主なスペック(GB3型参考)

  • 全長:4,215mm / 全幅:1,695mm
  • 荷室長(2列目倒時):約1,500〜1,600mm
  • 燃費:約13〜14km/L(10・15モード)
  • 中古相場:30〜50万円前後(2008〜2010年式)

小回りが利いて都市部でも運転しやすく、駐車スペースを選ばない点も魅力。ただし荷室長がやや短いため、身長が高い方は少し窮屈に感じるかもしれません。一人旅のコスパ重視派に特におすすめです。

②〜80万円|トヨタ ヴォクシー(80系)

「ファミリーカーの定番」として知られるヴォクシーですが、実は車中泊との相性も非常に高い一台です。80系(2014年〜)のリアシートはスライドしてフルフラットに近い状態にでき、大人二人が並んで寝ることも可能です。

■主なスペック(80系参考)

  • 全長:4,695mm / 全幅:1,730mm
  • 荷室長(最大展開時):約1,800mm超
  • 燃費:約14〜16km/L(JC08モード・ハイブリッド)
  • 中古相場:60〜80万円前後(2014〜2016年式)

ハイブリッド車を選べば長距離ドライブでも燃費コストを抑えられます。友人と二人旅や家族での車中泊を考えている方には特に向いています。内装の質感も高く、初めての車中泊でも快適に過ごせる一台です。

③〜100万円|日産 NV200バネット

商用バンベースながら、乗用仕様も存在するNV200バネット。特に「マルチベッドパッケージ」と呼ばれる仕様では、後席を折りたたんで広大なフラットスペースが生まれます。車中泊専用車と言っても過言ではないほど使い勝手が良く、カスタム化している愛用者も多い一台です。

■主なスペック(NV200バネット参考)

  • 全長:4,400mm / 全幅:1,695mm
  • 荷室長(最大展開時):約1,900mm
  • 燃費:約11〜12km/L
  • 中古相場:70〜100万円前後

私の知人がこの車でポップアップルーフを取り付けてフルカスタムしており、実際に見せてもらったときは「これはもはやキャンピングカーだ」と感動しました。商用ベースなので内装はシンプルですが、その分カスタムの自由度が高く、DIY好きの方にうってつけです。

④〜150万円|トヨタ ハイエース(200系・標準ボディ)

車中泊界隈で最も定番と言っても過言ではない一台が、トヨタのハイエースです。特に200系は2004年から現在まで長期生産されており、パーツの豊富さ・カスタム文化の成熟度が他の追随を許しません。標準ボディでも荷室長は約2,000mmを超え、大人二人が余裕でフルフラットに眠れます。

■主なスペック(200系・標準ボディ参考)

  • 全長:4,695mm / 全幅:1,880mm
  • 荷室長:約2,000〜2,100mm(仕様により異なる)
  • 燃費:約8〜10km/L(ガソリン)
  • 中古相場:100〜150万円前後(2010〜2015年式)

燃費の悪さと車幅の広さから、都市部での運転には慣れが必要です。しかし「本格的に車中泊を楽しみたい」と決心した方には、長い目で見てもっとも満足度の高い選択肢になるはずです。私自身もハイエースに乗り換えてから、車中泊の快適さが段違いに上がりました。

⑤150万円以上|トヨタ ランドクルーザー プラド(150系)

「オフロードも走りたい、でも車中泊もしたい」という欲張りな方にはランドクルーザー プラドが最適です。150系(2009年〜)の5人乗り仕様は、3列目を跳ね上げると広大な荷室が現れ、大人一人がゆったり就寝できるスペースが確保できます。

■主なスペック(150系・5人乗り参考)

  • 全長:4,760mm / 全幅:1,885mm
  • 荷室長(3列目格納時):約1,900mm
  • 燃費:約8〜10km/L(ガソリン)
  • 中古相場:150〜250万円前後

山道や林道にも臆せず入っていけるオフロード性能は、一般的なミニバンでは到達できない領域です。秘境の温泉地やキャンプ場への未舗装路アクセスも苦になりません。維持費は高めですが、「行ける場所が格段に広がる」という体験の価値は計り知れません。

中古車で車中泊を始める前に知っておきたい注意点

魅力的な中古車でも、いくつか事前に確認しておきたいポイントがあります。買ってから後悔しないために、私が実際に失敗した経験も踏まえて紹介します。

走行距離・車両状態の確認は必ず行う

中古車選びでは走行距離が一つの目安になりますが、それだけで判断するのは危険です。10万km以下でも整備記録がない車より、15万km以上でも定期的にメンテナンスされてきた車の方が状態が良いケースもあります。

購入前には「整備記録簿」の有無を確認し、可能であれば第三者検査機関(日本自動車査定協会など)に車両検査を依頼するのがおすすめです。私も一度、整備記録のない中古車を買って購入直後にトラブルが起きた苦い経験があるので、この点は強くお伝えしたいポイントです。

車中泊禁止エリアや駐車ルールに注意する

車中泊を楽しむ上で、マナーやルールの遵守は欠かせません。道の駅や高速のSA・PAでは仮眠は認められていますが、長期滞在や宴会行為などはルール違反になる場合があります。また、私有地や河川敷への無断駐車はトラブルの原因になります。

最近は車中泊向けの有料駐車場やRVパークも全国に増えており、安心して利用できる環境が整ってきています。「RVパーク」「くるま旅」といったキーワードで検索すると、認定施設を探すことができます。

まとめ:中古車でも車中泊は十分楽しめる!

今回は、車中泊におすすめの中古車を予算別に5台紹介しました。改めて整理すると、以下のとおりです。

  • 〜50万円:ホンダ フリード → コスパ重視の一人旅に最適
  • 〜80万円:トヨタ ヴォクシー → 広さと快適性を両立したい方に
  • 〜100万円:日産 NV200バネット → DIYカスタムを楽しみたい方に
  • 〜150万円:トヨタ ハイエース → 本格的に車中泊を楽しみたい方に
  • 150万円以上:ランドクルーザー プラド → オフロードも走りたい方に

車中泊は「高い車じゃないと楽しめない」ということはありません。私自身、最初は手頃な中古車からスタートして、少しずつグレードアップしてきました。大切なのは自分のスタイルに合った一台を選ぶこと。

ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりの中古車を見つけて、最高の車中泊ライフをスタートさせてください!

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