車中泊におすすめのタープ5選|雨・日差し対策と快適空間づくり

「車中泊でタープって本当に必要なの?」

先日、車中泊を始めたばかりの友人からこんな質問を受けました。私も最初はタープなしで車中泊を楽しんでいましたが、一度タープを使ってからは手放せなくなりました。

「雨の日に車外で調理したいときや、日差しが強い日に日陰が欲しいときってあるよね」

「確かに!でも、どんなタープを選べばいいのかわからなくて…」

「わかる。私も最初は種類の多さに迷ったよ。でも、車中泊に適したタープって実は限られてるんだ」

この記事では、私が実際の車中泊経験で試行錯誤しながら学んだタープ選びのポイントと、本当におすすめできる製品を紹介します。雨の日も快適に過ごせる空間づくりのコツもお伝えします。

筆者の写真: yadocar 編集部

yadocar 編集部

プロのライター / キャンプ歴10年

車中泊初心者から上級者まで役立つノウハウやスポット情報をお届けしています。法規やマナーなどは信頼できる情報源を確認し、安心して実践できるよう配慮しています。

目次

車中泊でタープが活躍する3つのシーン

急な雨でも安心!雨除けスペースの確保

車中泊旅で一番困るのが突然の雨です。私は以前、道の駅で雨に降られて車内調理を余儀なくされ、換気の問題で苦労した経験があります。タープがあれば車の横に雨除けスペースを作れるため、テーブルやチェアを置いて快適に食事の準備ができます。

特に梅雨時期や秋の長雨シーズンには、タープの有無で車中泊の快適度が大きく変わります。濡れた荷物を一時的に置くスペースとしても重宝しますよ。

夏の強い日差しから車内温度を守る

真夏の車中泊で悩まされるのが車内の温度上昇です。私が実際に温度計で測定したところ、タープで日陰を作った場合と作らない場合では、車内温度に5〜7度もの差が出ました。

タープを車の側面に張ることで、直射日光を遮り、車内の温度上昇を抑制できます。さらに、タープの下に椅子を出せば、涼しい外気の中でリラックスできる空間が生まれます。

プライベート空間とリビングスペースの創出

車中泊では車が寝室になるため、食事や寛ぐためのリビングスペースが欲しくなります。タープを張ることで車の延長線上に居住空間を作れるのが大きなメリットです。

私は朝食時に必ずタープを張ってコーヒーを飲む習慣にしていますが、この「外だけど守られている」感覚が車中泊旅の醍醐味になっています。

車中泊用タープを選ぶ5つのポイント

設営の手軽さ|一人でも10分以内に設置できるか

車中泊では一人で旅をすることも多いため、設営の簡単さは最重要ポイントです。私の経験上、ポールの本数が少なく、構造がシンプルなタープほど扱いやすくなります。

特に疲れた旅の終わりに複雑な設営をするのは想像以上にストレスです。初心者の方は、張り方が1〜2パターンしかないシンプルなモデルから始めることをおすすめします。

サイズ|車のサイズとバランスが取れているか

タープが大きすぎると設営スペースの確保が難しく、小さすぎると十分な日陰や雨除けができません。私は軽自動車から始めて現在はミニバンで車中泊をしていますが、車種によって最適なサイズは変わります。

目安として、軽自動車やコンパクトカーなら3m×3m程度、ミニバンやSUVなら4m×4m程度が扱いやすいサイズです。収納時のコンパクトさも忘れずにチェックしましょう。

耐水圧|最低1500mm以上を選ぶ理由

タープの耐水圧は雨天時の信頼性を左右します。私は過去に耐水圧が低いタープを使って雨漏りを経験し、荷物を濡らしてしまったことがあります。

車中泊用としては耐水圧1500mm以上、できれば2000mm以上のモデルを選ぶと安心です。ただし、耐水圧が高すぎると重量が増すため、3000mm程度が実用的な上限だと感じています。

素材と重量|持ち運びやすさと耐久性のバランス

タープの素材は主にポリエステルとナイロンがあります。私はポリエステル製を愛用していますが、理由は紫外線に強く、価格も手頃だからです。

重量については、本体が2kg以下、ポールやペグを含めても3kg以内が理想的です。車中泊では他の装備も多いため、軽量性は積載効率に直結します。

張り方のバリエーション|車への接続方法

車中泊で最も使う張り方は、車体にタープを接続する「カーサイドタープ」スタイルです。この張り方ができるタープを選ぶことで、設営の手間が大幅に減ります。

私は車のルーフレールやドアフレームに引っ掛けられるグロメット付きタープを使っていますが、車を傷つけないよう保護材を挟むことを忘れないでください。

車中泊におすすめのタープ5選

1. コールマン XPヘキサタープ/MDX|初心者に最適なベストセラー

おすすめ度:★★★★★

私が車中泊を始めて最初に購入したのがこのタープです。設営のしやすさと価格のバランスが優れており、初心者でも迷わず張れる構造が魅力です。

主な仕様:

  • サイズ:約460×435cm
  • 耐水圧:約1500mm
  • 重量:約7.5kg(ポール・ペグ・ロープ込み)
  • 参考価格:15,000円前後

実際に使ってみて感じたメリットは、クロスポール構造による高い安定性です。風が強い日でも安心して使えました。デメリットは重量がやや重めな点ですが、車移動なら許容範囲だと思います。

こんな人におすすめ: 予算を抑えつつ信頼性の高いタープが欲しい初心者の方

2. DOD チーズタープ|軽量コンパクトで女性にも人気

おすすめ度:★★★★☆

ソロ車中泊や軽自動車での旅に最適な軽量モデルです。私は友人の女性車中泊ファーから勧められて試用しましたが、その設営の手軽さに驚きました。

主な仕様:

  • サイズ:約350×280cm
  • 耐水圧:2000mm
  • 重量:約1.9kg(本体のみ)
  • 参考価格:8,000円前後

五角形の独特な形状により、車との接続がしやすく、少ないポールで効率的に張れる設計です。ただし、大人数でのスペース確保には小さめなので、1〜2人用と考えるべきでしょう。

こんな人におすすめ: 軽量装備を重視するソロ車中泊ファン

3. スノーピーク HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro|本格派の最高峰

おすすめ度:★★★★★

価格は高めですが、私が3年間使い続けて「これ以上のタープはない」と確信したモデルです。耐久性、機能性、美しさのすべてが高次元でまとまっています。

主な仕様:

  • サイズ:約520×500cm
  • 耐水圧:3000mm以上
  • 重量:約9.8kg(フルセット)
  • 参考価格:35,000円前後

遮光ピグメントPU加工により、真夏の日差しでも涼しい日陰を作れます。実際、8月の猛暑日に使用したところ、タープ下の体感温度が明らかに低く、快適に過ごせました。

こんな人におすすめ: 長く使える高品質なタープに投資したい経験者

4. ロゴス neos ドームFitレクタタープ|車連結に特化した設計

おすすめ度:★★★★☆

車中泊に特化した機能を持つタープとして注目しているモデルです。私はレンタルで試しましたが、車への接続のしやすさは他のタープにはない特長でした。

主な仕様:

  • サイズ:約420×320cm
  • 耐水圧:1600mm
  • 重量:約5.8kg
  • 参考価格:12,000円前後

長方形の形状と車高に合わせた高さ調整機能により、ミニバンやSUVとの連結がスムーズです。雨の日の乗り降りが格段に楽になります。ただし、単独での使用には形状がやや限定的です。

こんな人におすすめ: 主に車との連結使用を考えている方

5. バンドック ヘキサゴンタープ 5|コスパ最強のエントリーモデル

おすすめ度:★★★☆☆

「とにかく安くタープを試してみたい」という方に最適なモデルです。私が車中泊を始めた頃の友人が使っていて、価格の安さに驚きました。

主な仕様:

  • サイズ:約500×400cm
  • 耐水圧:1000mm
  • 重量:約2.5kg(本体のみ)
  • 参考価格:4,000円前後

この価格帯でこのサイズ感は魅力的ですが、耐水圧がやや低めなため、本格的な雨天使用には不安があります。晴天メインの使用や、タープ初体験の練習用として考えるのが賢明です。

こんな人におすすめ: 予算を最小限に抑えてタープを試してみたい方

実践!車中泊でのタープ設営テクニック

基本の張り方|カーサイドタープスタイル

車中泊で最も実用的な張り方をご紹介します。私が普段使っている方法で、設営時間は慣れれば5分程度です。

手順:

  1. 車を風上に向けて駐車する
  2. タープの一辺を車のルーフレールやドアフレームに固定
  3. 反対側にメインポールを立てる
  4. 四隅をペグダウンして張り綱で調整
  5. サブポールで高さと角度を微調整

車体に固定する際は、ドアフレームのゴム部分に挟み込むか、専用のサクションカップを使うと車を傷つけません。私は念のため保護用のクッション材を挟んでいます。

風対策|ペグダウンと張り綱の重要性

車中泊地は開けた場所が多く、風の影響を受けやすいのが悩みです。過去に張り綱を甘くしていたら、突風でタープが暴れた経験があります。

私が実践している風対策:

  • すべてのペグポイントを確実に打ち込む
  • 張り綱は必ず45度の角度を保つ
  • 風が強い日はポールの本数を増やす
  • 車のタイヤに張り綱を結ぶ補助策も有効

天気予報で風速5m以上が予想される日は、タープの使用自体を見合わせる判断も大切です。

雨天時の工夫|水の流れを意識した角度調整

雨の日こそタープが活躍しますが、張り方を間違えると水が溜まって危険です。私は初めての雨天設営で水たまりを作ってしまい、タープが破れそうになりました。

雨天時のポイント:

  • タープに傾斜をつけて水の流れ道を作る
  • 低い方のポールを車から離して設置
  • 水が車や荷物に流れない位置を選ぶ
  • 張りを強めにして水が溜まらないようにする

特に夜間の雨は水の溜まりに気づきにくいため、就寝前に必ず確認する習慣をつけています。

タープと一緒に揃えたいアイテム

自在金具付き張り綱|微調整が格段に楽になる

タープに付属している張り綱は最低限の機能しかないことが多いです。私は自在金具付きの張り綱に交換してから、設営の効率が大幅に向上しました。

張力の微調整が片手でできるため、風が変わった時のメンテナンスが非常に楽です。反射材入りのものを選べば、夜間の転倒防止にもなります。

鍛造ペグ|あらゆる地面に対応できる安心感

道の駅や河川敷など、車中泊地の地面は硬いことが多いです。私は最初プラスチックペグを使っていましたが、硬い地面で何本も折りました。

鍛造ペグに変えてからは、石が多い地面でもしっかり打ち込めるようになり、タープの安定性が格段に向上しました。やや重いのが難点ですが、安全性を考えれば必須アイテムです。

グランドシート|タープ下の快適性アップ

タープの下にグランドシートを敷くと、地面からの湿気を防ぎ、より快適な空間になります。私は雨上がりの車中泊地でこの効果を実感しました。

サイズはタープより一回り小さいものを選び、雨水が入り込まないよう注意が必要です。ブルーシートでも代用できますが、専用品の方が肌触りや見た目が良好です。

よくある質問と回答(FAQ)

Q1. タープは車中泊に絶対必要ですか?

必須ではありませんが、あると車中泊の快適性が大幅に向上します。私自身、最初の半年はタープなしで旅をしていましたが、導入後は「なぜもっと早く買わなかったのか」と後悔しました。

特に以下のような方にはおすすめです:

  • 雨の日も車中泊旅を楽しみたい
  • 夏の暑さ対策を重視したい
  • 車外で食事や寛ぎの時間を持ちたい

逆に、完全に車内だけで過ごすスタイルなら不要かもしれません。

Q2. ワンタッチタープは車中泊に向いていますか?

運動会やイベント用のワンタッチタープは、車中泊にはあまり向いていません。理由は重量が重く、車への接続がしにくいためです。

私も一度試しましたが、設営は確かに簡単なものの、積載スペースを圧迫し、風に弱い印象を受けました。車中泊専用なら、やはりヘキサタープやレクタタープがおすすめです。

Q3. タープ設営禁止の場所はありますか?

道の駅や高速道路のサービスエリアでは、タープやテントの設営を禁止している場所があります。私は事前に施設のルールを確認することを習慣にしています。

不明な場合は施設の管理者に直接確認するのが確実です。RVパークやオートキャンプ場なら、基本的にタープ使用が認められています。

まとめ|自分のスタイルに合ったタープで車中泊をもっと快適に

車中泊用タープ選びで最も大切なのは、自分の車のサイズと旅のスタイルに合ったものを選ぶことです。私の3年間の経験から言えるのは、最初から高価なものを買う必要はなく、まずは手頃なモデルで実際に使ってみることが重要だということです。

今回紹介した5つのタープは、それぞれ異なる特長を持っています:

  • 初心者向け:コールマン XPヘキサタープ/MDX
  • 軽量重視:DOD チーズタープ
  • 高品質志向:スノーピーク HDタープ シールド ヘキサエヴォ Pro
  • 車連結特化:ロゴス neos ドームFitレクタタープ
  • コスパ重視:バンドック ヘキサゴンタープ 5

タープがあれば、雨の日も晴れの日も、車中泊の楽しみ方が大きく広がります。あなたもぜひタープを取り入れて、より快適な車中泊ライフを始めてみてください。次の旅先で、タープの下でゆっくりとコーヒーを飲む時間が、きっと特別なものになるはずです。

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